FULL MECHANICS GAT-X370レイダーガンダム 5,500円(税込) 2022年5月発売
機動戦士ガンダムSEEDに登場するMS。太平洋連合が開発した第2期GAT-Xシリーズの1機。イージスガンダムと同系統のX300フレームを採用しており、MAへ変形できる。MA形態では一撃離脱の戦闘を得意とし、MS運搬機としての運用も可能。MS形態では近中距離戦に優れており、ツォーンやミョルニル等接近戦で圧倒的な破壊力を発揮する。パイロットはクロト・ブエル。
大きさは1/100スケール。一部関節にFULL MECHANICSカラミティガンダムのものが流用されていますが、ほぼ新規キットといっていい構成になっています。
正面から一周
ツインアイ、頭部センサー、2連装52mm超高初速防盾砲センサー部は付属シールでの塗分けになります(ツインアイはパーツによる色分けもされているので、付属シールを貼らなくてもOKです)。
成形色とシールで色分けは再現されているので、塗装の必要な箇所はありません。
付属品
2連装52mm超高初速防盾砲、ミョルニル、武器保持用ハンドパーツ、展示用スタンドパーツ一式、ミョルニル展示用スタンド。
ホイルシール、マーキングシール各1枚。
上記パーツが余ります。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は180度曲がります。横へは水平以上にまであがります。
肩関節は引き出すことができ、大きく動かすことが可能です。
手は親指のみ可動し、残り4本は取り外して交換するタイプのものになっています。
頭部は上下に動きます。
左右へは真横にまで向けることができます(アンテナが背面の機首部分と干渉するので破損に注意です)。
腰は少しですが左右に回転します。
腰関節は上方向に引き出すことができます。
そのままだと殆ど動きませんが、引き出すことで前後左右に動かすことができます。
太ももは90度上がり、膝は180度曲がります。
足首は上下に動きます。
左右にも動きます。
足首だけでなくつま先も上下に動きます。
脚は太もも上部で内外側に向けることができます。横へは約45度広がります。
股関節の接続部は上下にスライドします。
サイドアーマーから伸びているクローは前面に展開させることが可能です。クローのアームは赤丸箇所で上下に動き、赤四角箇所で回転します。
クローは赤丸箇所で可動します。
バックパックのウイングは前後に動き折り畳むことができます。
中央のバーニアはボールジョイント接続。前後左右に動きます。
2連装52mm超高初速防盾砲のグリップは展開し手に持たせることが可能です。
ミョルニルのワイヤーは赤丸箇所のスパイクを回転させることで巻き取ることができます。
専用スタンドを使うことでミョルニル投擲時で展示できます。
MA形態
差し替えなしでMA形態への変形が可能です。股関節や脚はロック機構が設けられているためカチッと収まります。
機首は開閉しM417 80mm機関砲が再現されています。
また、専用パーツを取り付けることでFULL MECHANICSカラミティガンダムを乗せることができます(カラミティガンダムは未だ購入出来ていないので省略させて頂きます)。
大きさ比較
レイダーガンダムの設定全高は17.9m。バックパックのボリュームがありますが、本体はMGシャア専用ザクⅡVer.2.0とほぼ同じ大きさです。
MA形態ではウイングが展開されるため横へのボリュームが凄いです。MA形態だと置き場所に困りそうです。
ポージング
まとめ
組み立てやすさとMGレベルのディティールが両立しているキットです。個人的に内部フレームはあってもなくてもどちらでもOKなので、1/100スケールで組み立てやすいFULL MECHANICSやRE/100シリーズは1番好きなシリーズになります。
色分けは良く合わせ目もありません。素組みでも十分な完成度ですが、細かくディティールが施されているのでスミ入れをするだけでさらにカッコ良くなると思います。
一部関節は硬すぎるんじゃないかと思うくらいしっかりしています。ですが、肩関節の引き出しを何度かしていると少しゆるくなってしまいました(MA形態時に左腕は自然に下がってしまいます)。ガシガシ動かしすぎたかなとも思うのですが、関節部の劣化は少し心配です。
差し替えなしでの変形が再現されていたり、ミョルニルのワイヤー巻き取り等ギミックも凝っていて良くできています。1/100スケールでこれだけカッコ良いレイダーガンダムが手に入るとは嬉しいですね。
ガンダムSEED好きな方、レイダーガンダム好きな方にはお勧めです。
FULL MECHANICSフォビドゥンガンダムの紹介はこちらになります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上FULL MECHANICSレイダーガンダム素組みレビューでした。