
プレミアムバンダイ限定 MG キュベレイダムド 5,500円(税込) 2018年11月発売
ガンダムビルドダイバーズの登場するガンプラ。キュベレイをベースに大型の掌、鉤状の爪先等四肢先端を鋭利に強化する事で直接攻撃での破壊力をアップし、腰。腕などの可動性能を見直すことで近接戦闘における攻撃性能を上げている。ビルダーはノズ。


MGキュベレイのバリエーションキットになります。新規パーツは頭部、前腕、手首、腰、股間パーツ、フロントアーマー、ファンネルポッド、足になります。
腰が延長され足のヒール化、手の大型化で元となったキュベレイからさらにボリュームが増しています。
正面から一周


モノアイは付属シールでの塗り分けになります。
塗装が必要な箇所はファンネルポッド中央部のグレーのみになっています。新規パーツには独特のモールドが施されているので、スミ入れだけでも行うと完成度グッと高まると思います。
付属品

ビームサーベル刃x2。

ホイルシール、水転写式デカール各1枚。

カラーの取扱説明書。

キュベレイ用のパーツが余ります。手首が付属しないので、キュベレイとして組み立てる事は出来ません。
可動範囲

腕は上腕のロール軸で回転し、肘は90度曲ります。横へは水平にまで上がります。

肘はボールジョイント接続になっている為、肘下で前腕を回転させることが出来ます。

大型化した手首の指は付根でそれぞれ可動します。指関節での可動はありません。

前腕内側の赤四角部分のパーツを取り外すことで、ビームサーベルを取り付ける事が出来ます。

両肩のバインダーは赤丸箇所がボールジョイント接続。赤四角箇所で前後に可動します。バインダーを閉じた時は、青丸箇所でロックする形になっています。

バインダーは上下前後に可動します。

頭部は下側には殆ど動きませんが、上側には大きく動かすことが出来ます。

左右へはほんのわずかに動く程度です。

コクピットハッチは開閉可能ですが、パイロットフィギュアは付属しません。

腰は約90度回転します。

腰は左右へ傾ける事も出来ます。

腰は前後にも動きますが、大きくは動きません。

フロントアーマーは上下に動きます。

ファンネルポッドも上下に動きます。

ファンネルはそれぞれ可動し、取り外すことも可能です。

サイドアーマーが干渉する為、太ももは余り上がりません。膝は90度曲ります。

足首は上下に可動しますが、上側には余り動きません。

足首は左右にも動きます。

股関節はボールジョイント接続。内外側には左写真位にまで向ける事が出来ます。横へ可動は右写真位で余り広がりません。

膝アーマーは上下に動きます。
合わせ目箇所

親指とかかとの一部に合わせ目があります。親指以外の指4本はモールドとして扱っても良いかと思います。
大きさ比較

MGシャア専用ザクVer.2.0と比べると二回り以上大きいです。バインダーの大きさもあって横へのボリュームが凄いです。



MGキュベレイと並べて。新規パーツによりキュベレイより背が高くなっています。
ポージング






まとめ
MGキュベレイがベースのキットなのですが、今のMG基準で見るとどうしても造りの古さが気になります。MGキュベレイ自体の出来が悪いわけではないのですが、流石に約20年前に発売されたキットなので可動範囲等気になる点があります。
まず、足回りの可動範囲の狭さです。ボールジョイント接続の股関節とサイドアーマーの干渉で余り動きません。
次に、関節の強度です。大丈夫だと思うのですが腰の接続部の破損が少し怖いです。後、肘関節がキュベレイと同じボールジョイント接続なのですが、経年劣化で大型化した前腕の重さに負けないか不安です。個体差化もしれませんが、腕を動かした際に肘が外れやすい点も気になりました。
他のキットでバリエーションで発売される際に関節のアップデートとが行われることがありますが、ダムドでも関節部のアップデートを行って欲しかったです。
可動範囲の狭さは気になりますが、プロポーション等造形は良く出来ています。大きく迫力もあり素立ちで飾っているだけでも存在感があります。このデザインが好きな方にはお勧めです。
MGキュベレイの紹介はこちらになります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上MGキュベレイダムド素組みレビューでした。
