MG OZ-00MS トールギス EW 4,180円(税込) 2013年1月発売
ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光 に登場するMS。ガンダム、リーオー等の全てのMSの原型となった機体。ほぼ全ての戦闘パターンに単機で対応可能な期待をコンセプトに開発され、重装甲と高機動性を両立している。パイロットはゼクス・マーキス。
Endless Waltz 敗者たちの栄光 版ということでTV版とは違うカラーリングとなっています。外装は白一色ではなく、白とライトグレーの2色で構成されています。
色を塗りかえればTV版にすることも可能です。
正面から一周
頭部カメラ、胸部・サイドアーマーの赤丸、バックパック上部グレーの丸、バックパックウイングのイエローは付属シールでの塗分けになります。
塗装が必要な個所は殆どなく、頬のダクト、バックパックウイング先端のグレーの丸位です。
付属品
ドーバーガン、シールド、ビームサーベル刃x2、1/100スケールゼクスフィギュア、スタンドパーツ、交換用手首パーツx6。
マーキングシール、ドライデカール、ホイルシール各1枚。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は180度曲がります。横へは水平にまで上がります。
肩関節は引き出す事で前方に大きく動かす事ができます。
手首は親指のみ可動。武器を持たせる時は4本指を交換します。
頭部は上下に動きます。
左右へは真横にまで向ける事ができます。
頭部内にはリーオータイプのセンサーが再現されています。
腰は約40度左右へ回転します。
腰は前後に大きく動きます。
左右へは少しだけ傾ける事ができます。
コクピットハッチは開閉可能。コクピット内部も再現されています。
サイドマーマーと太もも側面のアーマーは赤丸箇所で連結されています。
太ももは90度上がり、膝は90度以上曲がります。
サイド・太もものアーマーは、太ももや膝の曲げ伸ばしに殆ど影響ありません。
足首は上下に動きます。つま先も少し出すが上下に動かす事ができます。
足首は左右に大きく動きます。
脚はサイド・太もも側面アーマーが繋がっているため内外側には余り動きません。横へは右写真くらいにまで広がります。
バックパックは脇下から伸びているアームに接続されています。赤四角の箇所で前後に、赤丸箇所で上下左右前後に動きます。
バックパックは前後左右に大きく動きます。
バックパックは羽を外側に動かすことで開閉します。
リアアーマーは開閉します。
ドーバーガンとシールドは両肩外側のカバーを開いて取り付けます。
ドーバーガンは砲身は伸縮し後部パーツも連動して動きます。
ドーバーガンのグリップは可動。接続アームは赤丸箇所で上下左右に動きます。
シールド裏のビームサーベルは取り外す事ができます。シールドの接続アームは赤丸箇所で上下左右に動きます。
合わせ目箇所
胴体側面と両肩アーマー下部に合わせ目がありますが、殆ど気にならないのでこのままでも良いかと思います。
ドーバーガンの砲身の裏側に合わせ目があります。
大きさ比較
トールギスの設定全高は17.4m。MGシャア専用ザクⅡVer2.0より少しだけ小さいです。
ポージング
まとめ
MGシリーズですが難しい所もなく組み立てやすいキットです。可動範囲も広く良く動き、関節の強度も良くシッカリとしています。太ももの側面のアーマーも動かす時に気になることがありません。
プロポーションも細すぎずガッチリとした体形でカッコイイです。特にバックパックのスラスターを展開した姿が良いです。塗装が必要な個所も殆どなくスミ入れをするだけでも十分な出来栄えです。
気になる点はドーバーガンの取り回しでしょうか。保持力を持たせるために接続アームが硬いことも影響してると思うのですが、手にもたせづらく、動かしづらいです。
トータルで見ると完成度が高く良く出来たキットです。ガンダムW好きな方、トールギス好きな方にはお勧めです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上MGトールギスEW素組みレビューでした。