プレミアムバンダイ限定 HGUC AMX-018[HADES]トーリスリッター 3,300円(税込) 2020年12月発売
PS3で発売されたゲーム機動戦士ガンダムサイドストーリー内の機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンクに登場するMS。ジオン残党が捕獲したペイルライダーをネオジオンが改修した機体。ネオジオンの最新技術が盛り込まれており、HADESを搭載する頭部以外は全くの別物となっている。パイロットはクロエ・クローチェ。
流用パーツ等はなく、完全新規造形でのキット化となっています。
通常時とHADES発動時はバイザーとシールを選択して再現する形となっており、どちらか一方を選んで作ることになります。今回は通常時で組み立てています。
正面から一周
ツインアイ、頭部センサー、両頬・胸部・両肩側面・フロントアーマー・リアアーマー・股下・脚部・バックパック中央のダクト、バックパック上部センサー、スラスターバインダーの白、シールドのメガ粒子砲とネオジオンエンブレムは付属シールでの塗分けになります。
バックパックのバーニアとハイパーナックルバスターのケーブルの赤は塗装が必要です。
付属品
HADES発動時バイザー、ハイパーナックルバスター、シールド、リード線x2、ビームサーベル刃x2、ハイパービームサーベル刃x2、スタンドパーツ。
ホイルシール1枚。
モノクロの取扱説明書。
今回はポリキャップ以外の余剰パーツは発生しません。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は90度以上曲がります。横へは水平近くにまで上がります。
肩関節は少しですが前方に引き出すことができます。
肘関節は引き出し式になっており、下方向にスライドさせることで可動範囲を広げることができます。
手首の接続部は上下に動かすことができます。
前腕の内側に収納されているビームサーベルは取り外すことができますし、前腕に取り付けたままビームサーベルの刃を取り付けることもできます。
両肩に収納されているサブアームは展開することが可能です。
サブアームは赤丸箇所で上下に動き、赤四角箇所で360度回転します。また、先端のクローは開閉します。
頭部は上下に動きますが、大きくは動きません。
左右へは真横にまで向けることができます。
個体差化もしれませんが、頭部のブレードアンテナは外れやすいです。破損、紛失しやすいので接着してしまったほうがいいかと思います。
腰は360度回転させることができます。
腰は前後に少しだけ動かすことができます。左右へはほとんど動きません。
太ももは90度上がり、膝は90度曲がります。
ふくらはぎのスラスターを下側にスライドさせることで膝の可動範囲を広げることができます。動かせば膝は180曲げることが可能です。
股関節の接続軸は前後にスライドします。
足首は上下に大きく動きます。
左右にも動かすことができます。
脚は太もも上部で内外側に向けることができます。横へは水平にまで広がります。
バックパック上部のハイパービームサーベルは上下に動きます。
ビームサーベルの柄は取り外すことができ、サブアームの持たせることができます。
スラスターバインダーは赤四角箇所で上下に動き、赤丸箇所で回転します。
スラスターバインダーのインコムは取り外すことができ、付属のリード線を使用し射出状態を再現できます。
プロペラントタンクは赤丸箇所で上下に動きます。
合わせ目箇所
プロペラントタンクに合わせ目があります。
それ以外の箇所は組み立て後に隠れたり、凹モールド化されたりしているので気になりません。
大きさ比較
トーリスリッターの設定全高は22.8m。RGガンダムより二回り以上大きいです。
ペイルライダーと並べて。共通点は機体カラーのみで全く別の機体になっています。
ポージング
まとめ
大型MSということでボリューム満点のキットになっています。隠し腕の展開やスライド機講による可動範囲の拡大等ギミックも満載です。
シールによる塗分け箇所が多い点はマイナスですが、それ以外は良くできています。合わせ目箇所もほとんどなく、可動範囲も広くカッコ良くポーズも決まります。
ミッシングリンク好きな方、ペイルライダー系のMS好きな方にはお勧めです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上HGUCトーリスリッター素組みレビューでした。