EG RX-78-2ガンダム(ライトパッケージVer.) 550円(税込) 2020年12月発売
パッケージは紙製の箱ではなくPP袋製。袋内にはランナー2枚と取扱説明書が封入されており、ランナーはプラモ初心者の方でも作りやすいように手で取り外せるタッチゲート仕様になっています。
ライトパッケージVer.はガンダム本体のみとなっており、ビームライフルやシールド等の武器類は付属しません。その分、価格が500円(税別)と安くなっています。
正面から一周
付属シール等の塗り分けはなく、成形色でのみ再現されています。
塗装が必要な個所は、頭部バルカン、後頭部センサー、両頬ダクトになります。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は90度以上曲がります。横へは真上にまで上げることができます。
頭部は上下に動きます。
左右へは少し顎が引っ掛かりますが、真横にまで向けることができます。
腰は360度回転します。腰を回転させる時は、下側の赤パーツを持って動かすのが良いかと思います。赤パーツと青パーツの接続部が少し心もとないないので、上側を持って力任せに動かすと折れてしまうかもしれません。
腰は前後にも動きますが、後ろ側ヘは余り動きません。
腰は左右に大きく傾けることができます。
太ももは90度上がり、膝は180度近く曲がります。
足首は上下に大きく動きます。
足首は左右にも大きく動かすことができます。
脚は太もも上部で内外側に向けることができます。横へは水平近くにまで広がります。
バックパックのビームサーベルは取り外すことができます。バーニアはバックパックと一体成型のため動きません。
ビームサーベルのは接続用の穴が開いており、他のキットから刃のパーツを持ってくれば取り付けることができます。
HGUCガンダムが手元に無いため他のキットのシールドを接続できるか試してみましたが、上記写真のタイプの接続パーツでは取り付けることができました(写真はHGUCジム改のシールドです)。
上記写真のタイプは取り付けには、手首の交換と接続軸の加工が必要になります(写真はHGUCジムのシールドです)。
ビームライフルは手首を対応した武器の持ち手に交換すれば持たせることができます。
合わせ目箇所
頭部と胸部の一部に合わせ目があります。
すね、ふくらはぎに合わせ目があります。
大きさ比較
ガンダムの設定全高は18m。RGガンダムと同じ大きさです。RGと比べEGはモールドが少なくすっきりしています。
ポージング
まとめ
この完成度の高さで500円(税別)という価格はすごいと思います。少ないパーツ構成で色分けが再現されており、可動範囲は広く良く動きます。股間部分のV字の色分けは通常のHGでも再現して欲しいくらいです。
マイナス点はパーツの構成上仕方がないのですが、肘や腹の隙間が気になる点です。
特に肘下の隙間は向こう側が見えてしまうため気になります。
次に武器類が付属しない点です。その分価格が抑えられているのですが、ビームサーベルの刃だけでもあればと思いました。
500円(税別)という価格を考えれば非常に良くできています。プラモ初心者の方への入り口としても良いですし、練習用や改造用の素材としても使えるかと思います。(ここ最近ガンプラの転売が増えてますが、個人的にはEGを定価以上の値段で買うくらいなら普通にHGUCガンダムを買うほうがいいかと思います)
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上EGガンダム(ライトパッケージVer.)素組みレビューでした。