ガンダムベース限定 FULL MECHANICS ZGMF-X10Aフリーダムガンダム Ver.GCP 4,400円(税込) 2021年8月発売
中国・上海で展示されている実物大フリーダムガンダムを1/100スケールでキット化。
FULL MECHANICSシリーズということで、RE/100シリーズと同様にフレームレスでHGシリーズと似た構造のキットとなっています。
支え無しでも自立可能ですが、羽根が重たいため不安定です。飾る時は、支えがあった方が良いかと思います。
正面から一周
ツインアイ、頭部センサー、腕・脚・リアアーマーのゴールド、脚ダクト内・ウイング各部のダークグレーは付属シールでの塗分けになります。
両肩側面ダクト内・足の甲のグレー、ビーム砲先端・ウイング側面のライトグレーは塗装が必要です。
付属品
ビームライフル、シールド、平手x2、スタンド用パーツ、、ランディングギアx2、ビームサーベル刃x2、台座。
ホイルシール、マーキングシール各1枚。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は180度曲がります。横へは水平にまで上がります。また、肩関節は前方に引き出すことができます。
頭部は上下に動きます。
左右へは真横近くにまで向けることができます。
腰は約45度左右に回転します。
前後にも動きますが、左右に傾けることはできません。
太ももは90度上がり、膝は180度曲がります。
足首は少しですが上下に動きます。
少しですが左右にも動きます。
脚は太もも上部で内外側に向けることができます。
横へは右写真位にまで広がります。両サイドのレール砲に干渉し余り動きません。
股関節の接続軸は前後にスライドします。
ふくらはぎのスラスターカバーは上下に動きます。
両サイドのレール砲は展開し、グリップ部も展開します。
上部のビームサーベルは取り外し可能です。
バックパックのウイングは赤丸箇所で回転し、赤四角箇所で前後に動きます。
ウイングは1枚ごとに可動します。
ビーム砲は赤丸箇所で左右に動きます。
合わせ目箇所
前腕と頭部の一部に合わせ目があります。
合わせ目の出る箇所が多い印象だったのですが、よく見ると凹モールド処理されている箇所が多く殆ど合わせ目が出ないようになっています。
大きさ比較
フリーダムガンダムの設定頭高は18m。MGシャア専用ザクⅡVer2.0より少し大きいです。
ポージング
まとめ
RE/100シリーズの様にフレームレスの構造でサクサク組み立てることができます。
シールによる塗分け箇所が多いですが、目立つ合わせ目箇所も少なく素組みでも十分な出来となっています(全身に細かくディティールが施されいるので、スミ入れを行えばさらに良くなると思います)。
可動範囲は必要最低限な感じとなっており、関節の緩さが気になる箇所もありますが、プロポーションは良いと思います。1/100スケールのフリーダムはこれ以外に旧キットの1/100、MG、MGVer.2.0の計4種発売されていますが、個人的にはこのFULL MECHANICSのプロポーションが一番好きです。
難点はガンダムベース限定で購入しずらい点と値段でしょうか。MGVer.2.0と500円しか違わないため割高感があります。固定もできないただの円形の台座を付属するなら、その分価格を下げてほしかったです。
難点もありますが、FULL MECHANICSシリーズという点を考えれば悪くないと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
以上FULL MECHANICSフリーダムガンダムVer.GCP素組みレビューでした。