コトブキヤ S.R.G-S-014 ヒュッケバインMk-Ⅱ 3,300円(税込) 2006年12月発売
初のEOT搭載型PTヒュッケバインの改良型・量産試作機。ブラックホールエンジンは採用されておらず、動力源は新型のプラズマジェネレーターで関節部や内部フレーム等はゲシュペンストMk-Ⅱのものが流用されている。試作機として3機が開発され、それらには特別にEOTを応用したグラビコンシステムやGインパクトキャノンが装備されている。
コトブキヤのスーパーロボット大戦シリーズ第14弾。大きさは1/144スケール。ツインアイと頭部カメラは塗装済みパーツが使用されています。
正面から一周
塗装が必要な箇所は、両胸上部・両肩内側・Gインパクトキャノン側面白パーツ部の黒、脚前面や側面のダークグレー、アンクルアーマー側面と肘丸モールドのグレー、両頬とフォトンライフルの白は塗装が必要です。
付属品
フォトンライフル、Gインパクトキャノン(待機状態)、Gインパクトキャノン展開状態用パーツ、チャクラムシューター、ビームサーベル(持ち手)x2、武器持ち手x2、平手x2。
一部パーツが余ります。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は90度曲がります。横へは水平以上にまで上がります。
頭部は下側には動きますが、上側には余り動きません。
左右へは真横近くにまで回転します。
腰は約45度回転します。
太ももは90度上がりますが、膝は90度曲がりません。
足首は上下に動きます。
左右にも動きます。
脚は太もも上部で内外側に向けることができます。横へは右写真位で余り動きません。
バックパック左右は赤丸箇所でのボールジョイント接続。上下に動き傾けることも可能です。
左腕のチャクラムシューターは展開します。
左腕はカバーパーツを使用することでチャクラムシューター無しの状態できます。
股間部のパーツは差し替えで展開。Gインパクトキャノンを接続できます。
Gインパクトキャノンの待機状態、展開状態は差し替えで再現できます。
合わせ目箇所
上腕側面と両肩に合わせ目があります。
前腕の前後に合わせ目が出ます。
脚の前後に合わせ目があります。
頭部と胴体の側面に合わせ目が出ます。
バックパックとフォトンライフルに合わせ目があります。
Gインパクトキャノンに合わせ目があります。
大きさ比較
ヒュッケバインMk-Ⅱの設定全高は20.8m。RGガンダムより一回り以上大きいです。
HGヒュッケバインMk-Ⅱと並べて(左側がコトブキヤ版、右側がHG版となります)。コトブキヤ版は1/144スケールでHG版はNONスケール。
コトブキヤのヒュッケバインMk-Ⅱの方が頭一つ分大きいです。
ポージング
まとめ
他のコトブキヤ製キット同様に各パーツシャープに仕上がっています。頭部やバックパックのスタビライザーは注意しないと指に刺さるくらい鋭いです。
古いキットということもありますが、難点の方が多い印象です。
まずパーツの合いが余り良くありません。硬くうまくはまらない箇所や調整しないと折れるんじゃないかという箇所がいくつかありました。
次に個体差かもしれませんが、脚回りの関節が緩いです。特に股関節のボールジョイントはすぐ外れてしまいます。K33・32とPC1の接続は接着してしまった方が良いと思います。そのままだと簡単に抜けてしまいますし、ただ立たせているだけでも少しふらつきます。
可動範囲が広いとは言えませんが、必要最低限は動きますし、仁王立ちで飾ることが多いのでそれ程気にはなりませんでした。
難点ありますが各部造形やプロポーションに関しては文句なしにカッコ良いです。ただ立たせて置いておくだけでも十分なカッコ良さです。
HGヒュッケバインMk-Ⅱ素組みレビューはこちらになります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上S.R.G-SヒュッケバインMk-Ⅱ素組みレビューでした。