HG ガンダムルブリスウル 2,090円(税込) 2023年3月発売
機動戦士ガンダム水星の魔女に登場するMS。ガンダムルブリスの量産試作モデルに大幅な改修が加えられ機体。ルブリスの名はあるが、GUNDフォーマットの基本コンポーネントのみ流用し、外装やフレームなどはほぼ新規で製造されている。パイロットはソフィー・プロネ。
ルブリスの名前が入っていますが、HGガンダムルブリスからの流用パーツのない完全新規キット。シリーズ共通のポリキャップレス仕様で、額や胸上部のシェルユニットにはクリアパーツが使用されています。
正面から一周
ツインアイ、頭部センサー、シェルユニット発行時の赤、フェーズドアレイキャノンの赤と黒は付属シールでの塗分けになります(ツインアイはパーツ分けにより色分けされているのでシールを貼らなくても大丈夫です)。
ほぼ色分けは再現されていますが、足の裏・腹前面と股間部側面のモールド内のグレーは塗装が必要です。
付属品
ビームガトリングガン、ビームサーベル刃x2、平手x2。
ホイルシール1枚。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は90度以上曲がります。横へは真上近くにまで上がります。また、肩関節は前方に引き出すことができます。
頭部は上下に動きます。
左右へは少し窮屈ですが真横にまで向けることができます。
腰は360度回転します。
前後にも動きます。
左右に傾けることもできます。
太ももは90度上がり、膝は90度以上曲がります。
足首は上下に動きます。
足首ではなく、つま先部分とかかと部分がそれぞれ独立して左右に動きます。
かかとの爪上のパーツは内外に動きます。
脚は太もも上部で外側に向けることができますが、内側には余り動きません。横へは水平以上にまで広がります。
フェーズドアレイキャノンの接続アームは赤丸箇所で回転し、赤四角箇所で曲げることができます。
フェーズドアレイキャノンは展開させることが可能です。
ビームガトリングガン側面のシールドに収納されているビームサーベルは取り外すことができます。
大きさ比較
ガンダムルブリスウルの設定頭高は21.2m。RGガンダムより一回りほど大きいです。
ポージング
まとめ
想像していたよりボリュームがあり、大きいキットです。ルブリスやエアリアル位の大きさだと思っていたので、完成時にはこんなに大きかったのと感じました。
細かくパーツ分けされていますが(特に頭部)、他のHG水星の魔女シリーズ同様の組み立てやすさです。合わせ目も出ませんし、可動範囲も申し分なく完成度の高いキットとなっています。
良くできたキットですが、気になった点を挙げるとすれば成形色の色でしょうか。ルブリスウルはもっと暗いグリーンのイメージだったのですが、成形色は結構明るめのグリーンとなっています。塗装する人は良いのですが、素組みやつや消しクリアー仕上げという人は気になるかもしれません(個人的にこれはこれで良いかなとも思います)。
特に欠点もない良いキットだと思います。ガンダムルブリスウル好きな方にはお勧めです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上HGガンダムルブリスウル素組みレビューでした。