MG RX-78-2ガンダム Ver.3.0 4,950円（税込） 2013年8月発売
機動戦士ガンダムに登場するMS。地球連邦軍がV作戦で開発した試作MS。対MS戦を意識した白兵戦用の機体。オプション化された兵装により高度の射撃戦・格闘戦能力を獲得し、シールドやルナ・チタニウム製の装甲で高い防御力誇っている。パイロットはアムロ・レイ。
ガンダムはMG第1弾、Ver1.5、Ver.Ka、Ver.OYW、Ver2.0とバージョン違いで5回キット化されていますが（パーフェクトガンダムの中身含めれば6体）、最新のデザインとフォーマットを導入しVer.3.0として発売。
デザインはRGガンダムと同様に実物大ガンダムが元になっています。
正面から一周
ツインアイの黒い縁取り、頭部前後にセンサーは付属シールでの塗分けになります。
LEDユニットで光らせることが前提のためか、ツインアイは無色となっています。シールも付属しないため、LEDユニット組み込むつもりがない場合は塗装が必要です。
コアファイターのランディングギアパーツも無色のため塗装が必要です。
付属品
コアファイター、ビームライフル、ハイパーバズーカ、シールド、アムロフィギュア、未マグネットコーティング時の関節部パーツ一式、スタンド用パーツ、ビームサーベル刃x2。
リアリスティックデカール1枚。
上記パーツが余ります。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は180度曲がります。横へは真上にまで上がります。
肩関節は前方に引き出すことができますが、外れやすいので動かしすぎには注意が必要です。
手首は少しですが赤丸箇所で前後に動きます。
手は5本の指がそれぞれ可動するタイプで、掌には武器保持用のピンが折り畳まれています。
頭部は上下に動きます。
左右には真横にまで向けることができます。
腰は約30度程左右に回転します。
前後にも動きます。
コクピットハッチは開閉します。
ハッチだけでなくブロックごと開閉することもできます。
太ももは90度以上上がり、膝は180度曲がります。太ももや膝の装甲は連動して可動します。
足首は上下に動きます。
つま先と踵は独立して可動します。
左右にも動きます。
脚は太もも上部で外側に向けることができますが、内側には余り動きません。横へは水平にまで広がります。
リアアーマーの中央のパーツを回転させればウェポンラックが出現し、ハイパーバズーカ、ビームライフルを取り付けることが可能です。
バックパックのバーニアは上下に動きます。
ビームサーベルは取り外すことができます。
バックパックの中央のパーツを回転させれば、シールドを取り付けることができます。
コアファイターのミサイルポッドは開閉します。
キャノピーは開閉し、シートは回転します。
透明のランディングギアパーツを取り外すことで、コアブロックへの変形が可能です。
コアブロックは専用パーツの代わりにガンダム本体に収納することもできます。
シールドのグリップは上下にスライドします。
シールド上部のシャッターは開閉します。
ビームライフルのスコープとグリップは左右に動きます。
ハイパーバズーカのグリップは少しですが下方向に動きます。
大きさ比較
ガンダムの設定頭高は18m。MGシャア専用ザクⅡVer2.0とほぼ同じ大きさです。
MGガンダムVer.ONE YEAR WAR 0079と並べて。
ポージング
まとめ
外装は白が3色、青と赤は2色で色分けされており、内部フレームも再現されています。
細かくパーツが分類されており、少し組み立てずらい箇所もあるため、組み立て難易度は少し高めの印象です。
プロポーションは良く、塗装が必要な箇所も殆どないため素組みでも十分です。
当時の最新技術が盛り込まれているだけあって、可動範囲も広く良くできているのですが、少しフニャフニャして動かし辛い箇所もあります。
個体差かもしれませんが、肩関節のボールジョイント接続部は大きく動かすと抜けやすいですし、肩アーマーは腕との接続部が外れやすくプラプラしやすいです。サイドアーマーとリアアーマーはジョイントは一体化しているのですが接続部が緩く、フラフラしてしまいます。もう少しカチッと位置が決まって欲しかったです。
これまで発売されたMGガンダムではOYW0079版が好きだったのですが、手に取ってみるとVer3.0もカッコ良くていいですね。
組み立て難易度は少し高いですが、作り応えのあるキットとなっています。ガンダム好きな方お勧めです。
MGガンダムVer.ONE YEAR WAR 0079 レビューはこちらになります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
以上MGガンダムVer3.0素組みレビューでした。
