HGUC-234 MS-06Sシャア専用ザクⅡ 1,760円(税込) 2020年7月発売
機動戦士ガンダムに登場するMS。F型をベースにエースパイロット様に改修された機体。スラスターの強化が図られ、F型から30%向上を果たしている。ランドセルには新設計のスラスターユニットが採用され、ジェネレーターも新型のタイプに換装したことで機体の軽量化も果たされている。パイロットはシャア・アズナブル。
リバイブ版としてリニューアルして発売されました。キットはポリキャップレス使用。腰部アーマーは可動を重視した軟質素材パーツとプラ製パーツの選択式になっています。写真では軟質素材パーツを使用しています。
正面から一周
モノアイは付属シールでの塗り分けになります。それ以外の箇所は成型色で再現されており、本体は塗装が必要な箇所はありません。付属武器のスコープ部のピンクとヒートホークの刃は塗装が必要です。
付属品
ザクマシンガン、予備マガジン、ザクバズーカ、ヒートホーク、交換用手首x4、スタンドパーツ、プラ製腰部アーマーパーツ。
ホイルシール1枚。
肩ジョイントパーツとシールド取り付けウェポンラッチパーツが余ります。
付属する武器類は新規造型ではなくHGUC MS-06R付属の物になります。シールドの形状が変更されている為、ウェポンラッチパーツは取り付ける事が出来ません。
可動範囲
両腕共に水平にまで上げる事が出来ます。上腕のロール軸で回転し、肘は180度曲ります。
腕は上腕のロール軸だけでなく、肘上部でも回転させることが出来ます。
前腕には可動域が設けられており、引き出して角度を変えることが出来ます。
肩関節は大きく前方に引き出すことが出来ます。
胸部両側は外側に引き出すことで上下に動きます。
また、前後に動かすことも出来ます。
頭部は上下に可動します。首関節は引き出し式になっており大きく動きます。
左右へは真横にまで向ける事が出来ます。
頭部裏側のリブを動かすことでモノアイは左右に動きます。
腰は360度回転します。
左右へ傾ける事も出来ますが、少し隙間が目立ちます。
腰は前後にも動きます。
足首は上下に動きます。
左右へも少しですが可動します。
脚は太もも上部で内外側に向ける事が出来ます。
腰部の軟質素材は上から被せるかたちで取り付けます。
膝は180度曲ります。
腰回りの可動範囲は使用するパーツで変わります。軟質素材では太ももは90度以上上がりますが、プラ製パーツだと90度になります。
横への可動も軟質素材を使用した方が大きく動きます。
プラ製パーツではサイドアーマーにヒートホーク、予備マガジンを取り付ける事が出来ます。
プラ製パーツのリアアーマーには予備マガジンを取り付け可能です。
リアアーマーにはザクバズーカを取り付ける事が出来ます。バズーカの取り付けは軟質素材、プラ製パーツどちらでも可能です。
合わせ目箇所
前腕の表側と両肩に合わせ目があります。パッケージの作例では、両肩の合わせ目は足側面の合わせ目と併せてモールド扱いされているので、このままでも良いかと思います。
ザクバズーカ、ザクマシンガンに合わせ目があります。
大きさ比較
シャア専用ザクⅡの設定全高は17.5m。RGガンダムとほぼ同じ大きさです。
ポージング
まとめ
全体のモールドやディティールは少なく、アニメに登場したザクのイメージになっています。
可動範囲は広く非常に良く動くため、アニメでの印象的なシーンも無理なく再現できます。武器が流用なのは残念ですが、平手や左手の武器持ち手が付属する点はうれしいです。腰回りのパーツはプラ製の物も付属するので、素組み派の人は軟質素材、塗装する方はプラ製を選ばれるのが良いかと思います。
前腕に合わせ目が出る点は残念ですが、欠点と言える点はそれくらいです。作りやすく、完成度の高いキットです。お勧めです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上HGUCシャア専用ザクⅡ素組みレビューでした。