HGUC-221 FD-03グスタフ・カール(ユニコーンVer.) 2,640円(税込) 2019年2月発売
機動戦士ガンダムユニコーンに登場するMS。地球連邦軍の主力量産機であるRGMシリーズの直系にあたるMSとして開発された機体。開発にあたっては、汎用性を損なわずに機体の大型化、重装甲化を図っている。大出力ジェネレーターの搭載、多数のスラスターや姿勢制御用バーニアを配置する事で機体重量の増加に対応している。
小説版の細身のデザインとは違い太めのデザインに変更されています。
重MSらしくガッシリとしたプロポーションでカッコ良く、ボリュームがあります。
正面から一周
頭部カメラはクリアーパーツ製。頭部センサー、頭部アンテナ先端、股間部赤、脚側面黒ラインは付属シールでの塗り分けになります。
成型色でほぼ色分は再現されていますが、両肩・フロントアーマーのダクト内の黒は塗装が必要です。
付属品
ビームライフル、武器持ち手、シールド接続アーム、ビームサーベル刃x2。
手の甲のパーツが1つ余ります。
ホイルシール1枚。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は90度以上曲がります。横へは水平以上にまで上がります。
肩関節は引き出すことができ、前後に可動します。
両肩アーマー下部の青パーツは上下に可動します。
頭部は上下に可動。
左右へは真横にまで向ける事が出来ます。
腰は少しですが回転します。前後左右への可動はありません。
腰関節はプラパーツ同士の接続なのですが、ゆるゆるですぐに抜けてしまいます(個体差があるかもしれません)。上半身を手で持ち上げると、上半身だけ持ち上がる位接続が緩いです。この部分は強化した方が良いかと思います。
太ももは約45度上がり、膝は90度近く曲がります。
膝関節は可動範囲を広げるために引き出すことができ、ふくらはぎのパーツは下側に可動します。
引き出すことで太ももにくっつく位にまで曲げる事が可能です。
足首は上下に可動します。
また、足首は左右へも動きます。
脚は太もも上部で内外側に向ける事が出来ますが、内側へは余り動きません。
横へは水平近くにまで広がります。
股関節の軸は左右へ可動します。
左腕前腕のグレネードランチャーは開閉します。
サイドアーマーは開閉します。内部にはビームサーベルが収納されており取り出し可能です。
バックパックのシールドアームは赤丸箇所で上下に可動。赤四角箇所で前後に、緑丸箇所で上下左右に動きます。
シールド接続アームを取り替える事で、シールドを前方に持ってくることが出来ます。
合わせ目箇所
頭部の側面、肩アーマー、シールドに合わせ目があります。シールドの合わせ目はモールド扱いでも良いかと思います。
前腕の側面に合わせ目があります。
すねの一部、太ももの側面に合わせ目があります。
ビームライフルに合わせ目が出ます。
大きさ比較
グスタフ・カールの設定全高は22m。RGガンダムと比べると二回りほど大きいです。
ポージング
まとめ
重MSと言う事で余り動きなさそうなデザインになっていますが、肩・膝関節には引き出す機構が搭載されており、可動範囲は広く良く動きます。色分けも良く素組みでも十分な出来になっています。
プロポーションも良く完成度高いのですが、腰関節の緩さは気になりました。組み立て間違えたのかと思うくらい緩いです。個体差化もしれませんが、キットもままだと緩すぎてただ乗っているだけと言う状態です。この箇所はビニールを噛ませたり、瞬間接着剤を使ったりして強度を増した方が良いかと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上HGUCグスタフ・カール(ユニコーンVer.)素組みレビューでした。