HG ダイゼンガー 5,720円(税込) 2023年8月発売
DC総帥ビアン・ゾルダークが設計を行ったダイナミック・ゼネラル・ガーディアンシリーズの1号機。操縦系統にダイレクト・モーション・システムとその専用OSが用いられており、機体のABMDシステムとの組み合わせで、ダイナミックな人機一体の動きを実現化している。パイロットはゼンガー・ゾンボルト。
NONスケールキット。本体の大きさは約21㎝、担いでいる参式斬艦刀は約28㎝程の大きさになります。
肘とアンクルアーマー、シルバーとゴールドのパーツはメタリックの成形色で再現されています。
正面から一周
シールによる塗分けはなく、パーツ分けのみで色分けは再現されています。
塗装が必要な箇所は、背面スラスター内の赤、参式斬艦刀の柄部分のシルバー、両肩赤アーマー○モールド内と参式斬艦刀(展開時)の鍔のダークグレーになります。
付属品
参式斬艦刀(展開時)と武器持ち手、参式斬艦刀(通常時)と武器持ち手、武器両手持ち用左手、左平手。
スタンドパーツ一式。
フェイスパーツが余ります。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は180度曲がります。横へは水平にまで上がります。
肩関節は引き出し式になっています。
引き出すことで胴体側の接続部を上下に動かすことができます。
そのままだと腕は水平にまでしか上がりませんが、引き出すことで水平以上にまで上げることが可能です。
手の甲のアーマーパーツは可動します。
頭部は上下に大きく動きます。
左右へは真横にまで向けることができます。
腰は360度回転します。
少しですが前後にも動きます。
太ももは90度上がり、膝は180度曲がります。
足首は上下に動き、つま先も少しですが上下に動かすことができます。
左右にも動きます。
脚は太もも上部で内外側に向けることができます。横へは水平近くにまで広がります。
背面のスラスターカバーは開閉します。
リアアーマーは引き出すことで上下に動かすことができます。
前腕を取り外しスタンドを使用することで、ダイナミックナックルを再現できます。
大きさ比較
ダイゼンガーの設定全高は55.4mでキットの大きさは約21㎝。RGガンダムが腰位の位置。ガンプラだと1/100スケール位の大きさです。
HGヒュッケバインMk-ⅡとHGゲシュペンストと並べて。
ポージング
まとめ
まず作っていて思ったのがメタリックの成形色が凄く綺麗です。昔のキットだとウェルドラインが目立ってどうしよもないことが多かったのですが、ゴールド、シルバー、メタリックブルー全てそのままでも十分な綺麗な色になっています。
HGシリーズということもあり組み立てやすいキットです(HGガンプラシリーズと比べエッジが鋭いのでこの点のみ注意が必要です)。
色分けはほぼ完ぺきで、合わせ目箇所も参式斬艦刀(展開時)の先端のみなので、素組みでも十分なできです。
可動範囲は広く良く動きますし、保持力も申し分ないので、動かしているとアクションフギュアをいじっている感覚になります。
ガンプラだと1/100スケールクラスの大きさですし、参式斬艦刀の長さも相まってボリューム満点のキットとなっています。
個人的には欠点のない完成度の高い良いキットだと思います。
スーパーロボット大戦シリーズ好きな方、ダイゼンガー好きな方お勧めです。
アウセンザイターのキット化にも期待したいですね。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上HGダイゼンガー素組みレビューでした。