
MG MSN-00100百式 4,950円(税込) 2001年3月発売
機動戦士Zガンダムに登場するMS。エゥーゴとアナハイムエレクトロニクスが極秘裡に推進するZプロジェクトによって開発された試作MS。当初は可変MSとして開発されていたが、変形機構に欠陥が発見されたため、可変MSとして開発は中止された。しかし、機体自体のポテンシャルが高かったため、非変形MSと仕様変更し完成した。パイロットはクワトロ・バジーナ。


金色の外装パーツは全て金メッキ処理。メッキパーツはアンダーゲート処理されており、ゲート跡が目立たないようになっています。
写真では素組みではなく、バックパックのバーニア、すねのシリンダーを塗装、スミ入れ、デカール貼り、メッキパーツ以外の箇所はつや消しクリアーコートを行っています。
正面から一周


頭部カメラ、センサーは付属シールでの塗り分けになります。塗装が必要な箇所はバックパックのバーニアくらいです。メッキ処理されているので素組みでも十分な完成度です。
付属品

ビームライフル、クレイバズーカ、武器保持用手首x2、ビームサーベル刃x2。
上記以外にホイルシール、マーキングシール、ドライデカール各1枚付属しますが、使用済みの為手元にありません。ご了承下さい。
可動範囲

腕は上腕のロール軸で回転し、肘は90度以上曲がります。横へは水平にまで上がります。

頭部は上下に可動します。

左右へは襟部分が干渉し左写真位までしか回りません。

コクピットハッチは開閉可能です。

腰は約30度ほど回転しますが、前後左右への可動はありません。

太ももは90度上がり、膝は90度以上曲がります。

足首は上下に可動します。

すねのシリンダーは足首の動きに連動して可動します。

足首は左右に動きますが、大きくは動きません。

股関節はボールジョイント接続。内外側には余り動きません。横へは右写真位にまで広がります。

バインダー下部は上下に動きます。

バインダーは赤丸箇所でボールジョイント接続されています。

バインダーは接続部で上下前後左右に動きます。

ビームライフル、クレイバズーカはバックパックの赤丸箇所に接続する事が出来ます。

握り手と武器持ち手の交換は、手首を一度取り外し、指パーツを交換します。指は人差し指から小指4本がまとめて稼働するタイプになります。親指は動きません。

リアアーマーのビームサーベルは取り外し可能です。
合わせ目箇所

前腕の内側、膝裏に合わせ目があります。

胴体上面、バックパック、バインダーに合わせ目があります。
大きさ比較

百式の設定頭高は18.5m。MGシャア専用ザクVer.2.0ほぼ同じ大きさです。
ポージング






まとめ
約20年前の古いキットですが、良く出来ています。可動範囲は、腰回りは余り動きませんが、それ以外の箇所は悪くありません。全身金メッキパーツで覆われているため、素組みでも十分な出来です。素立で置いておくだけでもキラキラで存在感があります。
唯一の難点はメッキパーツに合わせ目が出る点になります。余り気にはならないのですが、気になる方は金色のラピーテープを貼って隠す方法もあります。
MG百式はVer.2.0が発売されています。Ver.2.0では細身のスタイルにアレンジされており、金メッキもマット仕上げの物になっています。可動範囲も改良されており、今選ぶならVer.2.0を選ばれるのが良いかと思いますが、アレンジされたプロポーションや金メッキの処理が好みでない方はこちらの初代MG百式を選ばれても良いかと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上MG百式レビューでした。