HGUC-217 MSN-06S-2シナンジュ・スタイン 2,860円(税込) 2018年10月発売
機動戦士ガンダム ナラティブに登場するMS。サイコフレームの強度や追従性をテストするために開発された機体。輸送中にネオジオン残党「袖付き」が強奪。内1機はシナンジュへ改修され、残り1機は改修は行われず、プロペラントタンクの大型化、袖付きの意匠が加えられたのみである。パイロットはゾルタン・アッカネン。
内部フレーム等一部パーツがHGUCシナンジュからの流用になりますが、殆どのパーツが新規造形で作られています。外装は通常のシナンジュ・スタインのホワイトと違い、ナラティブVer.はライトグレーになっています。
正面から一周
ツインアイ、エングレービング、股間下部、プロペラントタンク赤ライン、シールドネオジオンマークは付属シールでの塗り分けになります。
ほぼ色分は再現されていますが、細かい箇所で塗装が必要な箇所があります。
- レッド バックパックバーニア、両脚側面スラスター
- ブラウン 前腕側面丸モールド、ハイビームライフル上面
- グレー 各部ダクト状モールド内、ハイビームライフル側面上部
付属品
バズーカ、ハイビームライフル、シールド、交換用手首x4、ビームサーベル刃x2。
手首の甲のパーツは1つ足りないので、付け替える必要があります。
ホイルシール1枚。
シナンジュ用の一部パーツが余ります。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は90度以上曲がります。横へは水平以上にまで上がります。
肩関節は外側に引き出すことができ、前後上下への可動範囲が広がります。
頭部は上下に動きます。
左右へは襟部分に干渉しますが、ほぼ真横にまで向ける事が出来ます。
腰は360度回転します。
左右へは少しですが傾ける事が可能です。
前後にも少しですが動きます。
太ももは90度上がり、膝は180度曲ります。
足首は上下に動きます。
足首は左右へも動きます。
脚は内外側に向ける事が出来ます。横へは水平近くにまで広がります。
脚側面のスラスターは前後に可動します。
ふくらはぎのスラスターも少しですが可動します。
バックパックのスラスターは赤丸2箇所で接続されています。
左右のスラスターは上下に動きます。
プロペラントタンクは赤丸箇所でボールジョイントで接続されています。大きくは動きませんが、前後左右に動かすことが可能です。
前腕のアーマーを取り外すとビームサーベルが収納されています。ビームサーベルは取り外すことが出来ます。
バズーカは砲身の組み換えで伸縮を再現できます。
シールド裏のグレネードランチャーは取り外すことが出来ます。
ハイビームライフルはグリップ前のパーツを展開することで、バズーカ、グレネードランチャーを取り付ける事が出来ます。
合わせ目箇所
前腕のエングレービング、プロペラントタンクに合わせ目があります。
後頭部とバックパックのスラスター基部に合わせ目があります。
バズーカに合わせ目があります。
大きさ比較
シナンジュ・スタインの設定全高は22.6m。RGガンダムと比べると二回り以上大きいです。
ポージング
まとめ
細かい箇所で塗装が必要な所がありますが、素組みでも十分な出来ばえになります。
可動範囲は広く、バズーカ両手持ちを始め色々なポーズを取らせることが可能です。付属する武器も豊富で、HGUCシナンジュではできなかったビームライフルへのバーズカ取り付けも 出来るようになっています。
欠点と言える箇所も、少し目立つところに合わせ目が出るくらいです。
ボリュームもあってカッコ良いです。シナンジュ・スタイン好きな方にはお勧めです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上HGUCシナンジュ・スタイン(ナラティブVer.)素組みレビューでした。