プレミアムバンダイ限定 HG ランスロット・アルビオン 4,180円(税込) 2022年4月発売
コンクエスターとは別にキャメロットにより開発された第九世代ナイトメアフレーム。基本兵装はそのままに、基本的な機体性能が極限にまで高められており、皇歴2018年においては紅蓮聖天極八式と並んで最高峰の性能を有する高性能機。パイロットは枢木スザク。
1/35スケールキット。ゴールドパーツの一部はアンダーゲートが採用されています。
過去にメカコレクションとしてランスロット、エアキャルバリー、コンクエスターが発売されていましたが流用パーツ等はなく完全新規造形キットとなっています。
正面から一周
ツインアイ、前腕・太もも側面のスラッシュハーケンの赤ダイヤ、メーザーバイブレーションソードの緑ダイア、スーパーヴァリスの上下のゴールドと側面の緑は付属シールでの塗分けになります。
成形色と付属シールでほぼ色分けは再現されていますが、エナジー・ウイング展開時のフレーム部のグレーとスーパーヴァリス先端上下の赤は塗装が必要です。
付属品
スーパーヴァリスx2、スーパーヴァリスマウント用パーツx2、平手x2、スラッシュハーケン射出時パーツx4、メーザーバイブレーションソードx2。
エナジー・ウイング左右、リード線(スラッシュハーケン射出時に使用)、ブレイズ・ルミナス。
ホイルシール1枚。
カラーの取扱説明書。
胸の赤パーツが一つ余ります。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は90度以上曲がります。横へは水平以上にまで上がります。また、肩関節は前方に引き出すことができます。
前腕の赤丸箇所で回転させることもできます。
手首は赤丸箇所で上下に動きます。
前腕の赤丸部のパーツを取り外すことでブレイズ・ルミナスを装着できます。
頭部は上下に動きます。
左右へは真横にまで向けることができます。
腰は360度回転します。
大きく屈ませることはできますが、後ろ側には余り動きません。
太ももは90度上がり、膝は180度曲がります。
足首は上側には殆ど動きませんが、下側には大きく動きます。
つま先部分は独立して上下に可動します。
足首は内側に動きますが、ランドスピナーがあるため外側には殆ど動きません。
ランドスピナーはボールジョイント接続。360度回転させることが可能。タイヤ部分は回転します。
脚は太もも上部で内外側に向けることができます。横へはほぼ水平以上にまで広がります。
股関節の接続部は下側に引き出すことができます。
エナジー・ウイングは差し替えで収納、展開状態を再現できます。
背面のハッチ内にはスタンド接続用(上)、スーパーヴァリスマウント用(下)の穴があります。
スーパーヴァリスのマウントは1丁、2丁選んで取り付けることができます。
前腕と太もものスラッシュハーケンは差し替えで射出時を再現できます。
メーザーバイブレーションソードの柄は取り外すことができます。
スーパーヴァリスはハドロンモード、フルバーストモードを再現できます。左の収納状態からストック部のみを伸ばした状態がノーマルモードになります。
合わせ目箇所
両肩、エナジー・ウイング収納時パーツに合わせ目があります。
前腕の前後に合わせ目があります。
脚のすねに合わせ目が出ます。
大きさ比較
ランスロット・アルビオンは1/35スケール。RGガンダムより一回り以上大きいです。
ポージング
まとめ
過去に発売されていたメカコレクションを少し良くしたくらいかなと思っていたのですが、想像していたよりも完成度の高い良いキットでした。
発進時の特徴的なポーズ等ランスロットは大きな動きが多かったですが、可動範囲が広く良く動くためポーズをとらせるのに苦労しません。各関節も少し硬いくらいなので保持力も問題ないです。金色の成形色のウェルドラインもあまり気になりませんし、色分けも良いため素組みでも十分のカッコ良さです。
特に不満な点はないのですが敢えて挙げるとすれば、すねと前腕は他のパーツの様に目立たない処理がされず合わせ目が出てしまう点とメカコレクションでは再現されていたコクピット内が再現されていない点でしょうか(そこまで気になる点でもないのですが)。
良い意味で期待に裏切られた良いキットでした。このクオリティで紅蓮聖天極八式はもちろんのこと斬月や他のラウンズの機体も欲しいですね。
HG紅蓮聖天八極式の紹介も行っています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
以上HGランスロット・アルビオン素組みレビューでした。