HG ガンダムキャリバーン 2,200円(税込) 2023年7月発売
機動戦士ガンダム水星の魔女に登場するMS。ヴァナディース機関が開発した試作機。GUND-ARMの性能限界値を追求した機体。MSのパフォーマンスを優先し、パイロットの生命保護を一切担保しない方策がとられている。パイロットはスレッタ・マーキュリー。
各部シェルユニットはクリアーパーツ製。
今回は通常のクリアーパーツを使用して組み立てていますが、胸のシェルユニットと頭部アンテナは虹色のインモールド成形のパーツも付属します。
正面から一周
各部シェルユニット内、ツインアイ、頭部センサー、前腕裏側の緑、バリアブルロッドライフル先端とセンサー部の緑と後端の黒緑、バリアブルロッドライフルスラスター内の緑、エスカッシャングレーパーツ先端の白と中央の緑は付属シールでの塗分けになります。
バックパック下部のグレー、両頬、両肩、脚側面、フロント・リアアーマー、バックパック、バリアブルロッドライフル、エスカッシャンの凹モールド内のダークグレーは塗装が必要です。
ツインアイは緑の成形色で色分けされているため付属シールを貼らなくても大丈夫です。
付属品
バリアブルロッドライフル、エスカッシャン、専用スタンド、虹色インモールド成形パーツx2、ビームサーベル刃x2。
ホイルシール1枚。
可動範囲
腕は肘上のロール軸で回転し、肘は90度以上曲がります。横へは真上にまで上げることができます。また、肩関節は少しですが前方に引き出すことができます。
頭部は上下に大きく動きます。
左右へは真横にまで向けることができます。
腰は360度回転します。
前側に屈ませることはできますが、後側へは余り動きません。
少しですが左右に傾けることもできます。
太ももは90度上がり、膝は180度曲がります。
足首は上下に動きます。
つま先は左右下側に動かすことができます。
かかとも左右下側に動きます。
脚は太もも上部で内外側に向けることができますが、余り大きくは動きません。横へは水平にまで広がります。
バックパック両サイドのスラスターは上下に動きます。
ボールジョイント接続のため外内側にも動きます。
下側のカバーは開閉します。
ビームサーベルは取り外すことができます。
リアアーマーは横に開きます。
バリアブルロッドライフルの接続アームは、青丸箇所はボールジョイント接続。赤丸箇所で縦に回転、黄丸箇所で横に回転します。フレキシブルに可動するため取り回しづらいことはありません。
後部のクアドラスラスターは開閉します。
2箇所のグリップも可動します。
エスカッシャンは11基のビットステイヴに分離。別売りのスタンドを使用すれば展開状態を再現できます。
11基のビットステイヴはキャリバーン本体に取り付けることができます。
合わせ目箇所
ふくらはぎ上側と後頭部に合わせ目があります。
バックパックとリアアーマーに合わせ目があります。
バリアブルロッドライフルに合わせ目があります。
大きさ比較
ガンダムキャリバーンの設定頭高は18.2m。RGガンダムよりほんの少し大きいです。
ポージング
まとめ
これまでに発売されたHG水星の魔女シリーズのキット同様に、組み立てやすく良く動く良いキットです。展示用のスタンドが付属するのも嬉しいですね。
大型の武器を背負ってますが、アームがフレキシブルに動くため可動の妨げになるようなこともありません(保持力を持たせるためだと思いますが、少し硬く動かしづらいですが)。
ほぼ白一色のカラーリングなのでそのままだとあっさりしすぎて味気ないかなと思ったのですが、組み立ててみるとそのままでも悪くないですね。プロポーションも良くカッコ良いです。
ですが、思っていたよりも細かくモールドが施されているので、スミ入れをするだけでもさらに良くなるかと思います。ガンダムマーカー等でそれほど難しくなくできるのでお勧めです。
特に不満な点もなく、完成度の高い良いキットです。水星の魔女好きな方、キャリバーン好きな方にはお勧めです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上HGガンダムキャリバーン素組みレビューでした。