HG アルトアイゼン 4,400円(税込) 2021年12月発売
地球連邦軍北米ラングレー基地で進められていたATX計画の3番目にロールアウトした試作機。テスト機として保管されていたゲシュペンスト(タイプT)を母体にし、絶対的な火力を持って正面突破すを可能とする機体というコンセプトで改造が施されている。パイロットはキョウスケ・ナンブ。
HGスーパーロボット大戦シリーズ第二弾として発売されました。
HGシリーズですが対象年齢が15才以上ということもあり、頭部アンテナやヒートホーン等フラッグもなくシャープに仕上がっています。
正面から一周
ツインアイ、胸上部両サイドの緑、腹部・膝側面のオレンジと黒、両肩逆三角のオレンジ、3連マシンキャノン・フロントアーマー上部の赤、両肩後部の白は付属シールでの塗分けになります。
両肩外側ダクト部のオレンジとグレー、スクエアクレイモア下部ハッチ・アンクルアーマーオレンジ部の奥・両頬のダークグレー、バーニア内のオレンジ、シリンダーのシルバーは塗装が必要です。
付属品
平手x2、アクションベース。
アクションベース用パーツ一式。
ホイルシール1枚。
関節パーツの一部が余ります。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は90度曲がります。横へは水平近くにまで上がります。また、肩関節は前方に引き出すことができます。
スクエアクレイモアのハッチは開閉します。
両肩後部のスラスタは上下に動きます。
リボルビングステークのシリンダーは展開します。
頭部は上下に動きます。
左右へは約45度回転します。
腰はそのままだとフロントアーマー上部が干渉し写真ほどしか回りませんが、フロントアーマーとサイドアーマーを動かすか、腰を仰け反らせれば360度回転させることができます。
前後にも動きます。
左右に傾けることもできます。
太ももは90度上がり、膝は180度近く曲がります。
足首は上下に動きます。
少しですが左右にも動きます。
脚は太もも上部で内外側に向けることができます。横へは水平にまで広がります。
合わせ目箇所
左腕の前後と上腕に合わせ目があります。
右腕の外側の上腕に合わせ目があります。内側はモールド処理されています。
脚の裏側に合わせ目があります。
大きさ比較
HGアルトアイゼンはスケール表記がありませんが、大きさ的に1/144スケールといっていいかと思います。RGガンダムより二回りほど大きいです。
コトブキヤS.R.G-Sアルトアイゼンと並べて。
左がHGアルトアイゼン、右がS.R.G-Sアルトアイゼンになります。
HG版、コトブキヤ版ほぼ同じ大きさとなっています。
HGアルトアイゼンは大張版デザインということもあり、同じアルトアイゼンでも細かいところで形状が違っています。
ポージング
まとめ
ガンプラで得た技術が使用されている最新キットということもあり、完成度の高いキットとなっています。可動範囲は広く良く動きますし、色分けも良く再現されています。
特に不満な点もないのですが、強いてあげれば首関節が少し硬い点でしょうか(個体差かもしれませんが)。頭部アンテナやヒートホーンと細いパーツが多いので、動かす時は折らないよにするのに気を使いました。
個人的には特に何も言うことがない位の出来です。このクオリティのアルトアイゼンが手に入るとは嬉しいですね。好きな方にはお勧めです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
以上HGアルトアイゼン素組みレビューでした。