コトブキヤ S.R.G-S-011 ゲシュペンストMk‐Ⅱ 3,300円(税込) 2006年10月発売
人型機動兵器パーソナルトルーパーの第1号機ゲシュペンストの後継機で量産試作型の機体。1~3号機の3機が開発されてる。DC戦争勃発後、マオ・インダストリー社において動力源をプラズマジェネレーターへ換装され、各部を強化したうえでギリアム・イェーガー少佐の塔乗機となり実践投入された。
コトブキヤスーパーロボット大戦シリーズの第11弾。
頭部カメラはクリアーパーツ、塗装済みのパーツはなく各部色分けは全てパーツ分割で再現されています。
正面から一周
大まかな色分けは成形色で再現されています。
塗装が必要な箇所は、額のイエロー、フロントアーマーとつま先の赤、各部ダクト・モールド内の黒になります。
付属品
メガビームライフル、マガプラズマカッター、平手。
上記パーツが余ります。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は90度曲がります。横へは水平にまで上がります。
肩関節はボールジョイント接続のため前後に動かすことも可能です。
肘の接続もボールジョイント接続となっているため、肘下で回転させることができます。
頭部は下側には動きますが、後頭部が干渉するため上側には殆ど動きません。
左右へは真横にまで向けることができます。
腰は約45度回転します。前後左右に傾けることはできません。
太ももは約45度上がり、膝は90度曲がります。
足首は上下に動きます。
左右にも動きます。
脚は太もも上部で外側に向けることができますが、内側には余り動きません。
横へは約45度広がります。
バックパック左右のスタビライザーは上下に動きます。
中央のバーニアはボールジョイント接続で上下左右に動きます。
合わせ目箇所
腕の側面に合わせ目があります。
脚の前後に合わせ目があります。
バックパックと後頭部、両肩に合わせ目があります。
足の甲とメガビームライフルに合わせ目があります。
大きさ比較
S.R.G-SゲシュペンストMk-Ⅱは1/144スケール。RGガンダムより一回り以上大きいです。
HGゲシュペンストと並べて(左側がHG版、右側がコトブキヤ版となります)。HG版とほぼ同じ大きさとなっています。
ポージング
まとめ
コトブキヤ製キットらしく各パーツのエッジは手に刺さるくらいシャープでガシッとしたプロポーションも良くカッコいいのですが、気になった点の方が多かったです。
デザインの影響もありますが、可動範囲はあまり広くなく必要最低限は動くといった感じです。
各パーツにより細かく分割されているのですが組み立てづらい箇所が多々あります。肘にある赤丸パーツのいくつかは合いが悪く、ハマったと思ってたらパーツが飛んでいくこともありピンをカットして接着しています。メガ・ビームライフルの各パーツも上手くハマらない箇所が多くカットして接着した方がいいくらいです。
メガ・ビームライフルを持たせるのには前腕とライフル後部が干渉するためにかなり苦労します。ハンドパーツに結構な力が加わるため少し角度を変えるだけでも手首が分解します(トリガーにかかる人差し指の付け根は細いこともあり折れてしまいました)。
難点の多いキットですがプロポーションは凄く良くカッコいいので、完成後はあまり動かさず飾って楽しむという方には良いキットだと思います。
HGゲシュペンスト素組みレビューはこちらになります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
以上コトブキヤS.R.G-SゲシュペンストMk-Ⅱ素組みレビューでした。