R3 エルガイムMk-Ⅱ 5,500円(税別) 2007年2月発売
R3はリアルロボットレボリューションの略。ガンプラで得た技術を生かして、ガンダム以外のサンライズ作品をキット化するシリーズ。
エルガイムMk-Ⅱは重戦記エルガイムの登場するA級ヘビーメタル。A級ヘビーメタルスタックを改造した機体。最大の特徴はランドブースタープローラへの変形システム。ヘッドライナーはダバ・マイロード。
1/100スケールモデル。各所にクリアーパーツが使用されており、後頭部にはリード線、首・腹周りには軟質素材が用いられています。また、ランドブースタープローラへの変形も再現されています。
写真では素組みではなく、リアアーマーのグレーのみ塗装。それ以外のパーツにはスミ入れ、つや消しクリアーコートを行っています。
正面から一周
頭部赤、シンボライズドコンピュータ、リアアーマーグレー、バックパック先端グリーンは付属シールでの塗り分けになります。
それ以外の箇所は成型色で色分が再現されており、本体では塗装が必要な箇所はありませんが、コネクタのイエローは塗装が必要です。
付属品
バスターランチャー、リード線x4、コネクタx4、パワーランチャー、平手x2、スパーラルフロービュイ、1/100スケールファンネリア・アム、ダバマイロードフィギュア、セイバー刃x2。
専用スタンド。先端は角度を調整する事が出来ます。
ホイルシール1枚。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は90度曲ります。横へは水平近くにまで上がります。
腕は肘上部で回転する形になっています。
肩は腕の接続部だけでなく赤四角の箇所でも可動します。
肩アーマーのフックは可動します。
可動手首の指は3箇所で動きます。手のひらには武器保持用のピンがあります。
可動手首は接続部で内外側に動かすことが出来ます。
前腕のセイバーは取り外して、手に持たせる事が出来ます。
頭部は上側に向ける事が出来ますが、下側へは殆ど動きません。
横へは約45度回転します。
コクピットハッチは開閉可能。内部にスパイラルフロービュイを搭載できます。
両腕のバインダーは折りたたむ事ができ、接続で360度回転可能です。
4つのバインダ内にはSマイン、セイバー、バスターランチャー予備カートリッジが収納されています。
バインダーのソーラーパネルはクリアーパーを使用。後頭部のケーブルはリード線で再現されています。
腰は真横にまで向ける事が出来ます。
腰は前に屈ませることが出来ます。後ろ、左右へは殆ど動きません。
太ももは90度上がり、膝は90度曲ります。
かかとは上下に可動。つま先は下側に向ける事が出来ます。足首は余り動きません。
足首は左右へも殆ど動きません。
脚は内外側に向ける事が出来ます(左)。横へは右写真位にまで広がります。
股下にはスライドさせることでスタンド接続穴が現れます。股関節の接続部は脚側だけでなく股関節側のパーツも前後に可動します。
ランドブースタープローラ
両腕のバインダーを取り外し、フロントアーマーを前方に向け、肩を後ろ側に折りたたみます(左)。
バックパックと胸両サイドを赤四角部分で固定します(右)。
上腕のパーツを外側に向けバインダーを取り付けます(左)。
つま先、太ももを折りたたみます(右)。
リアアーマーを立て、バックパック先端を伸ばし頭部を後方へ傾けます(左)。
左腕にバスターランチャーを取り付け完成です(右)。
個体差かもしれませんが、立てたリアアーマーが緩くすぐ倒れてしまいます。それ以外の箇所は問題なくシッカリとしています。
合わせ目箇所
バックパック側面とバスターランチャーに合わせ目があります。
大きさ比較
エルガイムMk-Ⅱの設定全高は29.9m。MGシャア専用ザクVer.2.0と比べると大きさが際立ちます。
ポージング
まとめ
ガンプラで得た技術が導入されていることもあり、非常に良く出来ています。内部のムーバル・フレームは再現されていますし、色分け、可動範囲、プロポーションどれも良く、欠点の無い完成度の高いキットになっています。手のひらには武器のロック機構があるので、バスターランチャーもふらつく事無く保持できます。個人的には不満な点はなく、エルガイムMk-Ⅱ好きな方にはお勧めです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上R3エルガイムMk-Ⅱレビューでした。