MODEROID AV-X10零式 4,500円(税込) 2021年3月発売
グッドスマイルカンパニーから発売されているMODEROIDのパトレイバーシリーズ第3弾。
パトライトや頭部カメラ等クリアーパーツは塗装済みのものと未塗装のものが付属します。外装白の成形色は同シリーズのイングラムと同じライトグレーとなっています。
一部パーツが接着推奨となっていますが、接着剤を使用しなくても組立ては可能です。
正面から一周
両肩パトライト横の黒とオレンジ、腰前後のウインカー、頭部側面・左肩前面の四角マーク、背部の三角マークは付属シールでの再現になります。
頭部側面の角のグレー、胴体前後にあるダクト、シールドのグレー、貫手フレームのケーブルは塗装が必要です。
付属品
貫手、フェイスオープン頭部、交換用手首x2、スタンド用パーツ、シールド。
塗装済みのパーツを使用したため、未塗装のクリアーパーツが余ります。
クリアーパーツは破損防止のため左のカバーに納められています。
組立て説明書。
水転写式デカール。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は90度曲がります。横へは水平にまで上がります。
肩関節は引き出すことができ、前方上方に動かすことができます。
頭部は上下に動きますが、上側には余り動きません。
左右へは約45度ほど動きます。
腰は左右に少しだけ回転します。
腰は前後にも可動。腰関節を引き上げることで大きく仰け反らせることができます。
左右には少しだけ傾けることができます。
太ももは90度以上上がり、膝は90度曲がります。
足首は上下に動きます。
デザイン状仕方がありませんが左右には余り動きませんが、足首関節を下に引き下げることで少しだけ可動域を広げることができます。
股関節の接続部は上下に動きます。
脚は太もも上部で内外側に向けることができます。横への広がりは通常時は右脚、股関節を下にスライドさせた時は左脚位にまで広がります。
貫手は差し替えで再現できます。貫手のフレームパーツのケーブルは細く折れやすいので注意が必要です。
フェイスオープン頭部に交換すれば暴走時を再現できます。
合わせ目箇所
胴体・腰側面に合わせ目がありますが、それほど気にならないのでこのままでも良いかと思います。
大きさ比較
MODEROID零式は1/60スケール。RGガンダムより一回りほど大きいです。
MODEROIDイングラムと並べて。
ポージング
まとめ
外装の白はライトグレーとなっているのですが、イングラムの時と比べ余り気になりませんでした。同じ色なのでイングラムと並べても違和感がありません。
対象年齢が15歳以上ということもあり、頭部の角や指先のエッジは手に刺さりそうな位シャープです。プロポーションも良くすごくカッコ良く仕上がっています。
組立ては特に難しいところはないのですが、つま先のパーツだけ上手くはまりませんでした。個体差かもしれませんが、つま先部分のみ硬く奥まで押し込むことができません(写真を見てもらえれば少し浮いているのが分かるかと思います)。今回はそのままにしていますが、塗装等して組み立てる際には少し削ってすり合わせをしようと思います。
塗装が必要な箇所が少しありますが、良く動きプロポーションが良い零式となっています。パトレイバー好きな方にはお勧めです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上MODEROID零式素組みレビューでした。