MG MS-06R-1ザクⅡシン・マツナガ大尉機 3,080円（税込） 1996年6月発売
機動戦士ガンダムMSVのMS。ザクⅡF型をベースに、陸戦能力を廃止し宇宙空間用に特化して開発された高機動型MS。背部、脚部以外は従来のザクⅡと同じであるが、ジェネレーター、フレーム等内部構造は大幅な設計変更が加えられており、事実上全く別のMSになっている。パイロットはシン・マツナガ。
MGザクⅡのバリエーションキットとして発売されました。MGザクⅡがバリエーション展開を考慮していなかった為、ランナーの構成上本来のマツナガ機カラーとは違いちぐはぐなカラーリングになっています。
正面から一周
本来のマツナガ機専用カラーを再現するには全塗装が必要になります。
モノアイは付属シールでの塗り分け。
完成品見本カラー再現には、左肩イエロー、下肢グレー・レッド、バックパック全体、バーニア内レッドの塗装が必要です。
付属品
バズーカ、ザクマシンガン、ヒートホーク、交換用手首x4、1/100スケールフギュア。
マーキングシール、ドライデカール、パネルライン再現シール各1枚。
可動範囲
腕は横へは余り上がりませんが、左腕はシールドの向きを変えると水平にまで上がります。肘は90度曲ります。
肩関節は少しですが前後に動きます。
腕は上腕のロール軸だけでなく、肘関節上部でも回転します。
可動指は親指、人差し指、残り3本で可動します。
頭部は上下に動きますが、大きくは動きません。
左右へは少し窮屈ですが真横にまで向ける事が出来ます。
頭部ハッチは開閉可能。後頭部のレバー（赤丸箇所）を動かすことでモノアイが可動します。
コクピットハッチは開閉可能です。
腰の可動は有りません。
太ももは約45度上がり、膝は90度曲ります。
足首は上下に可動します。
足首は左右にも動きますが、余り動きません。
かかと部分のフィン4つはそれぞれ上下に可動します。
股関節はボールジョイント接続。内外側へは左写真位にまで動きます。横へは右写真位にまで広がります。
サイドアーマーにはヒートホークを取り付ける事が出来ます。
合わせ目箇所
上腕から前腕にかけて前後に合わせ目が出ます。
肩アーマー内、可動指手首の甲に合わせ目があります。
スパイクアーマー、頭部中央に合わせ目が出ます。
太ももの前後に合わせ目があります。
下肢側面に合わせ目が出ます。
つま先、かかとに合わせ目が出ます。
バズーカ、ザクマシンガンに合わせ目が出ます。
大きさ比較
ザクⅡシン・マツナガ大尉機の設定全高は18m。MGシャア専用ザクVer.2.0とほぼ同じ大きさです。
MG黒い三連星ザクⅡVer.2.0と並べて
黒い三連星専用機はMS-06R-1Aで細部に違いがありますが、並べてみると全体のバランスが大きく変更されていることが分かります。
ポージング
まとめ
MGシリーズ最初期に発売されたザクⅡが元になっていることもあり、可動範囲は狭く余り動きませんし、合わせ目の出る箇所も多いです。今の基準で見ると厳しい点が多いです。
また、このカラーリングでも問題ないという方なら良いのですが、本来のカラーを再現するには全塗装する必要もあります。
今は、シン・マツナガ専用ザクⅡはVer.2.0が発売されているので、このプロポーションが好きだと言う方以外は、パーツ分け、可動範囲等大幅に進化しているVer.2.0を選ばれるのが良いかと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上MSザクⅡシン・マツナガ大尉機素組みレビューでした。
