MG RX-78GP01Fbガンダム試作1号機フルバーニアン 3,300円(税込) 1997年12月発売
機動戦士ガンダム0083スターダストメモリーに登場するMS。損傷を負ったガンダム試作1号機を修理に合わせ宇宙装備用に換装した機体。フルバーニアンの換装ユニットはロールアウト時に存在していたが、地上での実戦データ、ロールアウト後に得られたアイデアを盛り込まれ当初の設計案からは変更された形で完成している。パイロットはコウ・ウラキ。
MGガンダム試作1号機のバリエーションキットとして発売されました。陸戦用パーツは付属しない為、陸戦仕様で組み立てる事は出来ません。
一度取り付けると取り外すのが難しそうだったので、ツインアイ以外のクリアーパーツは取り付けていません。
正面から一周
上半身に比べ下半身のボリュームが大きく感じます。
ツインアイ、胸のV字、膝の赤ラインは付属シールでの塗り分けになります。大まかな色分は成型色で再現されていますが、各部スラスターやバーニアは塗装が必要になります。
付属品
ビームライフル、シールド、ビームサーベル刃x2、1/100スケールフィギュア、胸部スラスターパーツ、頭部アンテナ、ランディングギアx3、交換用手首x4。
未開封の為少し見難いですが、ホイルシール、マーキングシール、ドライデカール各1枚。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は180度近く曲がります。横へは写真位までで、水平にまでは上がりません。
頭部は上下に可動。
左右へは真横にまで向ける事が出来ます。
コクピットハッチは開閉可能です。
胸部パーツの差し替えで胸部ノズル展開状態にすることが出来ます。
腰は少しですが回転します。前後左右へは遊びの範囲で動く程度です。
太ももは90度上がり、膝は90度近くにまで曲がります。
股関節はボールジョイント接続。内外へは左写真位で余り動きません。横へは右写真位にまで広がります。
足首は上下に可動します。
少しですが左右にも動きます。
ふくらはぎのスタスターは上下に可動します。
ユニバーサルブーストポッドは赤丸部で前後に可動。赤四角2ヶ所で360度回転します。
可動箇所が多いのでフレキシブルに動きます。
ビームサーベルは前後に可動。取り外すことも出来ます。
シールドの裏側には予備のエネルギーパックがあります。
裏側のアームを稼働する事でシールドの伸縮を再現できます。
コアファイター
上半身と下半身を分離する事でコアファイターを取り出せます。
折りたたまれた機首、バックパックを展開するとコアファイターになります。
バックパック部側面と機首裏側にランディングギアを取り付け出来ます。
キャノピー、各部スラスター・バーニアは塗装が必要です。
ランディングギアを取り付ける時に機首部分が少しぐらついたくらいで、それ以外の箇所はぐらつくこともなくシッカリしています。
キャノピーは開閉可能です。
合わせ目箇所
頭部と両肩アーマーに合わせ目があります。
つま先、かかとに合わせ目が出ます。
膝裏関節とバックパック側面に合わせ目があります。
コアファイターの機首部分に合わせ目が出ます。
ビームライフルとシールドに合わせ目が出ます。
大きさ比較
ガンダム試作1号機フルバーニアンの設定全高は18m。MGシャア専用ザクVer2.0.と比べると頭一つ大きいです。
ポージング
まとめ
現在のキットと比べるとパーツ割や可動範囲等造りが古いですが、1997年発売の古いキットと言う事を考えると良く出来ていると思います。
足の大きさと可動指手首の武器保持の緩さは少し気になりますが、プロポーションもそれほど悪くなく、コアファイターの内蔵と分離を再現しています。シッカリと作ってやればかなり良くなるのではと思います。
悪い出来のキットではありませんが、個人的には、アレックスVer2.0.も発売されたので、GP01もそろそろリニューアルされたものが見てみたいなとも思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上MGガンダム試作1号機フルバーニアン素組みレビューでした。