プレミアムバンダイ限定 MG RGM-79SPジム・スナイパーⅡ(ホワイト・ディンゴ隊仕様) 4,180円(税込) 2017年3月発売
ドリームキャストで発売されたゲーム「機動戦士ガンダム外伝コロニーの落ちた地で・・・」に登場するMS。ジムコマンド系の機体をベースにしたカスタム機で一年戦争時に実践投入されたジムシリーズの中でも最後期に開発された機体。カタログスペックではガンダムを上回り、ゲルググに匹敵する性能を誇っている。主なパイロット、マスター・ピース・レイヤー。
MGジム・スナイパーⅡのバリエーションキットとして発売されました。ジム・スナイパーⅡとの違いは、成形色、頭部バルカンポッドの追加、手首、付属武器となっています。
正面から一周
頭部センサー、頭部バルカンポッド・ビームライフル・90mmブルパップマシンガンのセンサー部は付属シールでの塗分けになります。
頭部バルカンポッド先端、脚側面・肘の丸モールドのグレー、ロングレンジビームライフル・ビームライフルの白は塗装が必要です。
付属品
ミドルシールド、ロングレンジビームライフル、地上用ハイパーバズーカ、ビームライフル、90mmブルパップマシンガン、ビームサーベル刃x2、スタンドパーツ、100mmマシンガン、予備マガジンx2。
(写真ではロングレンジビームライフルセンサー部のジュエルシールは取り付けておりません。)
ホイルシール、水転写式デカール、ジュエルシール各1枚。
MGジム・スナイパーⅡの取扱説明書とホワイトディンゴ用の追加取扱説明書。
MG陸戦型ジムやEz-8等の一部パーツが余ります。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は180度曲がります。横へは真上にまで上げることができます。また、肩関節は前方に大きく引き出すことができます。
頭部は上下に動きます。
左右へは真横にまで向けることができます。
頭部のゴーグルは上下に動きます。
手首は5本指がそれぞれ可動するタイプのものに変更されています。
個体差かもしれませんが、指を動かすとポロと付け根から直ぐに外れてしまいます。握り拳にしたり、武器を持たせたる時簡単に外れてしまうので結構ストレスが溜まりました。
腰は360度回転可能です。
腰は前後に大きく動きます。
左右に傾けることもできます。
コクピットハッチは開閉します。
太ももは90度上がり、膝は180度曲がります。
足首は上下に動き、足の前部、つま先が可動します。
足首は左右にも動きます。
脚は太もも上部で内外側に向けることができますが、余り大きくは動きません。横へは水平にまで広がります。
リアアーマーのビームサーベルは取り外すことができます。
シールド裏側のスタンドは可動し、シールドを立たせることができます。
赤四角で囲ったロングレンジビームライフルのパーツは、説明書では取り付けの指示がなく使用しないパーツとなっています。ですが、パッケージアートの写真やプレバン内の完成見本品では取り付けた状態のものになっています。どちらが正しいのかは分かりませんが、未取り付けだと穴が目立つこともあり今回は取り付けています。
合わせ目箇所
頭部バルカンポッドの一部に合わせ目があります。
地上用ハイパーバズーカ、ビームライフルの合わせ目があります。
100mmマシンガンに合わせ目が出ます。90mmブルパップマシンガンは段落ちモールド化されていますが一部に合わせ目が出ます。
ロングレンジビームライフルに合わせ目があります。
大きさ比較
ジム・スナイパーⅡの設定全高は18m。MGシャア専用ザクVer.2.0とほぼ同じ大きさです。
ポージング
まとめ
本体はノーマルのジム・スナイパーⅡと同様に可動範囲は広く、合わせ目箇所も殆どありません。プロポーションも良くカッコ良いです。不満な点も特にありません。
気になった箇所が何点かあります。1つ目はホワイトディンゴ用の追加パーツになります。付属武器は他のキットからの流用のため、色分けの無いモナカ割り構造のものになります。MGシリーズということもあるので、もう少しどうにかしてもらいたかったです。
上記でも述べましたが、2つ目は新たに付属する手首です。個体差かもしれませんが、付け根でポロと外れてしまいますし、保持力が余りありません。武器側に保持用のピンがないこともあり持たせるのに苦労します(一部武器は両面テープで仮止めして持たせています)。これだったらMGジム・スナイパーⅡの4本指取り換えタイプのものでもよかったと思いました。
ジム・スナイパーⅡ本体の出来は良いだけに少し惜しいキットだと感じました。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上MGジム・スナイパーⅡ(ホワイト・ディンゴ隊仕様)素組みレビューでした。