LM-HG エヴァンゲリオン初号機輸送台仕様 3,500円(税別) 2001年2月発売
対使徒用の汎用人型決戦兵器として開発された巨大な人造人間。セカンドインパクトの具現によって予想された使徒の来襲に備え、人類の究極的な防衛手段として、特務機関ネルフが造り上げた。初号機はネルフ本部で建造され、使徒との実戦に最初に投入された機体。搭乗者は碇シンジ。
LM-HGエヴァンゲリオン初号機のバリエーションキットとして発売されました。
LM-HGエヴァンゲリオン初号機からソニックグレイブとポジトロンスナイパーライフルが削除され、新たに輸送台、素体頭部、カウンターソード、マゴロックス、バズーカ砲、N2爆弾、非常用電池、パレットガンハードケース、ソードパレットが付属します。
正面から一周
腕は関節部がラバー製パーツで覆われた半完成パーツに、外装パーツを取り付ける形になっています。
目、膝下・背面ハッチ下部・顎・角のグリーン、胸部・肩装甲後ろ側のパープル、膝上のイエロー、背面のブラックは付属シールでの塗り分けになります。前腕側面や肩の文字もデカールでの再現になります。
塗装が必要な箇所は、頭部頬部分のグリーン、腹部・両肩装甲・各部丸モールドのブラック、背面のグレーになります。また、付属する武器類はグレー一色成型のため、塗装が必要です。
付属品
ソードパレット、バズーカ砲、パレットガンハードケース、非常用電池x2、マゴロックス、プログレッシブナイフ、カウンターソード、N2爆弾、素体頭部、交換用手首x4、パレットガン、アンビリカルケーブル。
輸送台兼拘束具、碇シンジ・碇ユイフィギュア。
ホイルシール、水転写式デカール各1枚。
可動範囲
腕は横へは約45度上がり、肘は90度曲ります。
肩関節は前後に可動します。
肩装甲は左右に動かすことが出来ます。
頭部は上下に可動。口は開くことが出来ます。
左右へは真横にまで向ける事が出来ます。
腰は約45度回転します。
腰は左右へ大きく傾ける事が出来ます。
前に大きく屈ませることが出来ますが、後ろへは余り動きません。
太ももは90度以上上がり、膝は180度曲ります。
足首は上下に動きます。
足首は左右にも動きます。
脚は太もも上部で内外側に向ける事が出来ます。横へは右写真位にまで広がります。
背面のハッチは開閉し、中にはエントリープラグが収納されています。エントリープラグは取り外すことが出来ます。
背面にはアンリビカルケーブルを取り付け可能。
両肩後ろ側には、それぞれソードパレット、非常用電池、パレットガンハードケースを取り付ける事が出来ます。
それぞれのパーツの取り付けには、接着剤か両面テープを使用する必要があり、写真では両面テープで取り付けています。
頭部は差し替えで素体頭部に変更する事が出来ます。
輸送台に設置。ケーブルの先端が出ていますが、台座の下側に収納する事が出来ます。
合わせ目箇所
肩装甲、上腕のパーツに合わせ目があります。
太ももから足の甲にかけて、前後縦に合わせ目があります。
腹から股間にかけて前後縦に合わせ目が出ます。
頭部、背面のハッチ中央に合わせ目が出ます。
非常用電池、パレットガンハードケースに合わせ目があります。
バズーカ砲、パレットガンに合わせ目が出ます。
N2爆弾、素体頭部に合わせ目があります。
大きさ比較
LM-HGエヴァンゲリオン初号機はノンスケールキット。RGガンダムの倍の大きさです。
MGシャア専用ザクⅡVer.2.0より全高は高くなっています。
ポージング
まとめ
多くのパーツがモナカ割り構成になっているため、合わせ目の出る箇所が多くあります(ほぼ全身と言っていい位です)。塗装が必要な箇所も結構多いです。
可動範囲やプロポーションは悪くはないので、手間をかけてしっかりと作ってやればカッコ良く仕上がるんじゃないかと思います。
エヴァ初号機は、リーニューアルされたLM-HG新劇場版やRGが発売されていて、パーツ構成、可動範囲等今回紹介したLM-HG版より大幅進化しています。特にRGは普通に組み立てるだけでも十分な出来になっています。今購入するとすれば、無理してLM-HG版を選ばれるより、LM-HG新劇場版やRGを選ばれるのが良いかと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上LM-HGエヴァンゲリオン初号機輸送台仕様素組みレビューでした。