コトブキヤ S.R.G-S-009 PTX-007-03Cヴァイスリッター 3,960円(税込) 2006年7月発売
地球連合軍のATX計画で開発されたパーソナルトルーパー。ゲシュペンストMk-Ⅱの性能向上を図るため試作3号機を母体に大幅な改造を施されている。小型テスラドライブが搭載され、重力下単独飛行が可能となっている。パイロットはエクセレン・ブロウニング。
大きさは1/144スケール。
写真は素組みではなく、フロントアーマーや両肩等の凹モールド内をガンダムマーカーで塗装しています。
正面から一周
頭部フェイスパーツは塗装済みとなっています。
フロントアーマーや両肩等の各凹モールド内の黒、各部丸モールドのグレーや白、左ひじの青、各バーニア内のオレンジ、オクスタンランチャーの塗り分けは塗装が必要です。
付属品
オクスタンランチャー、武器持ち手、プラズマカッター持ち手、平手x2、プラズマカッター刃x2。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は90度曲がります。横へは水平にまで上がります。
肩関節が緩く下がってくるためスタンドで支えております。
腕は上腕のロール軸だけでなく、肘下部分でも回転させることができます。
両肩外側のパーツは上下に動きます。
頭部は上下に動きます。
左右へは約45度回転します。
腰は約45度左右に回転しますが、前後左右に傾けることはできません。
太ももは約45度上がり、膝は90度曲がります。
足首は上下に動きます。
足首は少しですが左右にも動きます。
脚は太もも上部で内外側に向けることができます。横へは約45度広がります。
テスラドライブのウイングはそれぞれ可動します。
合わせ目箇所
前腕と両肩に合わせ目があります。
頭部の一部に合わせ目があります。
胴体に合わせ目があります。
つま先、脚裏側に合わせ目が出ます。
両肩フレームとテスラドライブの一部に合わせ目があります。
太もも側面とオクスタンランチャーに合わせ目があります。
大きさ比較
ヴァイスリッターの設定全高は21.7m。RGガンダムより二回りほど大きいです。
ポージング
まとめ
個人的には良い点よりも悪い点が目立つキットという印象です。
良い点は各パーツ鋭くエッジがシャープな点とプロポーションが良くカッコ良い点になります。
悪い点というと言い過ぎかもしれませんが、塗装が必要な箇所が多く合わせ目の出る箇所が多いです。大まかな色分けは再現されていますが、フロントアーマーや肩等の黒モールドが真っ白のため素組みのままだと味気ないです。
次に、可動範囲の狭さです。個人的には可動範囲は余り気にしないのでこれくらいでもいいのですが、人によっては気になるかと思います。
後、経年劣化もあると思いますが関節の緩さも気になりました。肩関節は何も持っていない状態でも自然に下がってきてしまいます。
膝は写真の様な接続方法になっているのですが、簡単に抜けてしまいます。胴体を持って持ち上げるとスポッと抜け落ちてしまうくらいです。その為スタンドを使って浮かせることができません。
悪いキットというわけではありませんが、全く塗装しない、素組みしかしないという方にはあまりお勧めはできないかなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
以上コトブキヤS.R.G-Sヴァイスリッターレビューでした。