HGUC-238 RX-105Ξガンダム(クスィーガンダム) 6,600円(税込) 2021年4月発売
機動戦士ガンダム閃光のハサウェイに登場するMS。反地球連邦政府運動「マフティー」がアデレード会議襲撃のために用意したMS。アナハイムエレクトロ二クスが開発した第五世代MSで、機体内蔵型のミノフスキー・フライト・ユニットを実装しているのが特徴。パイロットはハサウェイ・ノア。
キットはポリキャップレス仕様。1/144スケールですが、大型MSということでボリューム満点のキットです。外装の白は真っ白ではなく少し青みがかった白になっています。
正面から一周
ツインアイ、頭部・ビームライフルのセンサー、両胸・脚側面・両肩後ろ側・つま先側面のオレンジ、リアスカートの赤とグレー、スタビライザー先端のイエロー、シールド先端裏側の白と表側のグレーは付属シールでの塗分けになります。
両頬・コクピット部回りのグレー、シールドのライトグレーは塗装が必要です。
付属品
ビームライフル、ビームライフル持ち手、シールド、手首x2、ビームサーベル刃x4、フライトフォーム用アーム、スタンドパーツ。
ホイルシール1枚。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は90度以上曲がります。横へは水平にまで上がります。
腕には上腕だけでなく肘下にもロール軸があり回転させることができます。
手首は指の動かない固定式になっています。指裏側に肉抜き穴があります。
両肩のミノフスキーフライトユニットは赤丸箇所で上下に動き、赤四角箇所で左右に動きます。
両肩上部のパーツは赤丸箇所で上下に動きます。
頭部は上下に動きます。
左右へは上に上げると約45度動きますが(右)、正面だと約30度程しか動きません(中)。
両胸のパーツは上側に動かすことができます。
腰は約30度左右に回転します。
腰は前後に動かすことができますが、左右への傾けることはできません。
太ももは90度上がり、膝は90度以上曲がります。
足首は上下に動きます。
足首は左右にも動きます。
脚側面の羽根は上下に可動します。
脚は太もも上部で内外側に向けることができます。
横へは水平にまで広がります。
背部のスタビライザーは赤四角箇所で回転し、赤丸箇所で上下に動きます。
シールドのジョイントはスライド可動します。
シールドは腕側面のカバーを外して取り付けます。
ビームサーベルは取り外すことができ、接続部は赤丸箇所で可動します。動かす時は、説明書通りビームサーベルを外し根元を持って動かさないと破損する恐れがあります。
ビームサーベルは両刃タイプ。リアスカートにはファンネルミサイルのモールドが施されています。
フライト・フォーム
両サイドの羽根状パーツを取り外し、つま先を折りたたみます。取り外した羽根状パーツを取り付けます。
脚側面のパーツを下方向に動かします。
スタビライザーを取り外します。
両肩のビームサーベルの向きを変えます。
両胸のパーツとミノフスキーフライトユニットを上げ、後ろ側のユニットパーツを外側に広げます。
スタビライザーをフライト・フォーム用アームパーツに付け替え背部に取り付け完成です。
左腕のカバーパーツを付け忘れています<(_ _)>。1/100スケール位の大きさがあるので、MGシリーズに対応したスタンド使用するのをお勧めします。HGシリーズ用だとかなりふらつきます。
合わせ目箇所
スタビライザーとビームライフルに合わせ目があります。
ビームサーベルに合わせ目が出ます。
大きさ比較
Ξガンダムの設定全高は26m。RGガンダムと同じスケールとは思えないくらい大きいです。
前後にボリュームがあるので、MGシャア専用ザクⅡVer2.0より大きく感じます。
ポージング
まとめ
劇場版の閃光のハサウェイ用にデザインが変更されキット化となりました。Ka signature版等従来のイメージと比べるとガラッと印象が変わっています。Ka signatere版も好きですが、今回の劇場版のクスィーもカッコいいと思います。
キットは組み立てに難しいところもなく、他のHGシリーズ同様にサクサク組み立てることができました。ミノフスキーフライトユニットのある上半身はパーツがごちゃごちゃしていて少し動かしづらいですが、動かす時パーツが干渉しないようになっており良く動きます。合わせ目箇所も殆どなく、白の成形色の色も良く素組みでも十分カッコいいです。
作っていても楽しく特に不満な点もない良いキットですが、唯一欠点を上げるとすれば手の平の肉抜き穴でしょうか。思ったより目立ちます。この点だけは残念でした。
この新たなデザイン好きな方、気にならない方にはお勧めです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上HGUCΞガンダム素組みレビューでした。