プレムアムバンダイ限定 HGUC RX-121-3CガンダムTR-1[ハイゼンスレイ] 3,850円(税込) 2020年6月発売
ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに に登場するMS。TR-6で得られたノウハウを元に強化されたTR-1の最終形態。TR-6の中核ユニットして開発された機体であるが、TR-6が破壊されたこともあり、実際に生産、運用されることはなかった。
キットは、HGUCヘイズル改とHGUCプリムローズの一部ランナー、新規造形パーツで構成されています。
正面から一周
ツインアイ、頭部・すね下部・両肩ビームキャノン・コンポジットシールドブースター・ビームライフル・ブーストポッドセンサー部、コンポジットシールドブースターのブレード部グレーは付属シールでの塗り分けになります。
大まかな色分は再現されていますが、細かい箇所で塗装が必要です。
- イエロー 両肩・脚側面・バックパック・コンポジットシールドブースターのスラスタ―、バーニア内
- レッド 両肩・頬・胸丸モールド内、コンポジットシールドブースター上部
- グレー 胸丸モールド、リアアーマースラスター、ブーストポッド、脚部各モールド
- ブラック 各部スラスター内、各部四角モールド内
付属品
コンポジットシールドブースター、ビームライフル、ライフル持ち手、コンポジットシールドブースター収納状態用パーツ、ビームサーベル刃、交換用手首x2。
マーキングシール、ホイルシール各1枚。
モノクロの取扱説明書。
HGUCヘイズル改用の一部パーツが余ります。
HGUCプリムローズ用の一部パーツが余ります。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は90度以上曲がります。横へは水平にまで上がります。
肩関節は前後上下に動きます。
腕は肘だけでなく、上腕の赤丸箇所でも曲げる事が出来ます。
両肩のビームキャノンは赤丸の箇所で回転します。
頭部は上下に動きます。
左右へは真横にまで向ける事が出来ます。
腰は約90度回転します。脇下から出ている小型のウイングが干渉する為、これ以上は動きません。
前後へは、ほんの僅かですが動きます。左右へ傾ける事は出来ません。
フロントアーマーのサブアームは上下に動きます。サブアームのフレームは固定式の為展開する事は出来ません。
太ももは約45度上がり、膝は90度曲ります。
足首は上下に動きます。かかとが外れるため上側には大きく動かすことが出来ます。
足首は左右にも動きます。
脚は太もも上部で外側に向ける出来ます。横へは水平にまで上がります。
HGUCヘイズル改の股関節はボールジョイント接続でしたが、今回新たにロール軸のあるタイプの股関節に変更されており、接続軸は前後に動きます。
ブーストポッドは上下に動き、接続アームは伸縮します。
バックパックのビームサーベルは取り外し可能です。
コンポジットシールドブースター上部のパーツは差し替えで向きを変える事が出来ます。
コンポジットシールドブースターはブレード部分を差し替える事で展開状態、収納状態を再現できます。
合わせ目箇所
前腕の前後縦に合わせ目が出ます。
つま先、かかとに合わせ目があります。
両肩上面、ブーストポッド側面に合わせ目があります。
コンポジットシールドブースター後部、ビームライフルに合わせ目が出ます。
大きさ比較
ハイヒール化と両肩のビームキャノンもあり、RGガンダムと比べると一回り大きくなっています。
ポージング
まとめ
HGUCヘイズル改と比べると、全身にパーツが追加されボリューム満点のキットになっています。ごてごてとした印象で動かしずらそうですが、可動範囲が広く良く動きます。流用パーツも多々ありますが、股関節だけでなくハイヒールのパーツもかかと部分が色分されるなどUPグレードされている箇所もあります。
完成度の高いキットですが、難点は細かい箇所の塗装が必要な点と腰関節になります。色分けはHGUCと言う点を考えれが仕方がないかと思います。腰関節はHGUCヘイズル改と同じ造りなのですが、バックパックの重さで自然に後ろに仰け反ってしまいます。できれば、この箇所の改良もあればとも思いました。
トータルで見ると良く出来ているのでA.O.Z好きな方にはお勧めです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上HGUCガンダムTR-1[ハイゼンスレイ]素組みレビューでした。