HGUC-078 MSM-04アッガイ 1,540円(税込) 2007年4月発売
機動戦士ガンダムに登場するMS。多くの部品をザクⅡから流用し、複座式のコクピットが採用されている。出力確保のため小型化したザクのジェネレーターを2基搭載しているが 、水中航行時には1基で稼動できたため、発生する廃熱量が低く熱センサーに感知されにくいという特性を持っている。
アッガイ特有の頭でっかちなプロポーションが良く再現されています。
前腕・膝下の外装は被せる形の発構成で、頭部・前腕・膝下には内部ディティールが 施されています。
正面から一周
モノアイは付属シールで塗分け。
色分けは成形色で再現されており、塗装が必要な箇所はありません。
付属品
腕伸縮パーツ、アイアンネイル収納時パーツ、ミサイルランチャーパーツ、腕部オプションパーツ。
ホイルシール1枚。
可動範囲
腕は水平にまで上がります。
肘はわずかに曲がる程度ですが、肩が360度回転するので可動範囲の狭さは余り気になりません。
頭部は上下に動きます。
左右へは真横にまで向けることができます。
太ももは90度上がり、膝は180度曲がります。
脚首は上側には動きますが、下側に動かすことはできません。
脚は太もも上部で内外側に向けることができます。横へは水平にまで広がります。
バックパックのバーニアは上下に動きます。
頭部カバーと頭部バルカンを取り外すことでモノアイを動かすことができます。
アイアンネイルは開閉します。
前腕先端パーツを交換することでアイアンネイル収納状態、ミサイルランチャー状態を再現できます。
前腕を取り外すことで腕の伸縮(中)、08小隊劇中シーン(左)を再現できます。
合わせ目箇所
首関節パーツ中央、胴体の側面に合わせ目があります。
足首、膝、太ももの関節パーツに合わせ目があります。
大きさ比較
アッガイの設定全高は19.2m。RGガンダムと高さは殆ど変わりませんが、ボリュームがあり一回りほど大きく感じます。
ポージング
まとめ
2007年発売の古いキットになりますが、完成度の高いキットとなっています。
プロポーションは良く、可動範囲も申し分ありません。余り動きなさそうな形をしてますが良く動きます。差し替えになりますが、腕の伸縮や各状態も再現できます。
余り欠点のない良いキットですが気になった点は、頭部と口先のパーツの外れやすさです。個体差化もしれませんが、首関節パーツと頭部の接続が弱く簡単に外れてしまいます。口先のパーツも頭部を動かしたり、カバーを外そうとしたとき手に触れるとポロっと外れてしまいます。ここは接着してしまったほうが良いかと思いました。
気になった点を幾つか挙げましたが、完成度の高い良いキットです。アッガイ好きな方にはお勧めです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上HGUCアッガイ素組みレビューでした。