HG ティックバラン 1,430円(税込) 2023年2月発売
機動戦士ガンダム水星の魔女に登場するフライトシステム。MSの長距離巡行を目的としたペイル社製フライトシステム。標準規格のMSなら上面と底面に1機ずつの計2機の同時運用が可能。
ランディングギアやフットレスト等は差し替えなしでの展開。少ないパーツ数ながら凝った造りになっています。
正面から一周
機首センサー部の青、上部デッキのV字イエローと白ライン、翼先端の青と赤のライト、テールライトの赤は付属シールでの塗分けになります。
機体前面の中央・両サイドのエアインテーク?とビームキャノンのグレーは塗装が必要です。
付属品
ホイルシール1枚。
可動範囲
機体上面のトップハンドルとフットレストは展開。
機体底面のランディングギアは差し替えなしでの展開です。
アンダーハンドルも展開します。
底面の三角状のパーツ内にスタンド接続用の穴が設けられています。
左右に2つずつあるベクタードノズルは少しですが上下に動きます。
機体左右のベクタードノズルは上下に大きく動きます。
MS搭乗・牽引
パッケージにも採用されているザウォートと空を飛べないMSのディランザ、デミトレナーを乗せてみました。
説明書に乗せ方が記載されているだけあって無理なく搭乗・牽引させることができます。
かなり窮屈で何とか乗せられる状態です。
脚回りのボリュームと腕の短さの影響で乗せづらいです。フットレストは立てずに寝かせた状態にすれば少し窮屈さは解消されます。
牽引状態は問題なく取らせることができます。
少し窮屈ですが搭乗させることができます。ディランザを乗せるよりも余裕があり、脚もフットレストに収まります。
手首の大きいデミトレーナーですが問題なく牽引することが可能です。
デミトレーナー(チュチュ専用機)も搭乗可能です。通常のデミトレーナーより脚が延長されている分少し窮屈になりますが問題なく乗せることができました。
牽引も難なくできます。
大きさ比較
RGガンダムと並べて。MSを搭乗させることができるだけあってかなりボリュームがあります。
まとめ
フライトシステムのキットということで簡素な構造だと思っていたのですが、思っていたより凝った造りになっていました。パーツも細かく分かれていて、合わせ目は出ませんし、色分けも良いです。
上下に2体乗せる場合は、HG用のスタンドだとかなりふらつきます。1/100スケールに対応したスタンドの方が安心かと思います。
ランディングギアはハッチが開閉し、回転しタイヤが出てきまし(ハッチ開閉はヒンジ部分をスライドさせる形で開閉します)、ギミックも凝っています。
ティックバランの様なサブメカがキット化されるとディスプレイ時の幅が広がりますし嬉しいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
以上HGティックバラン素組みレビューでした。