HG GUNDAM OO-48 GN-006GNHW/RケルディムガンダムGNHWM/R 1,980円(税込) 2009年7月発売
機動戦士ガンダムOOに登場するMS。遠距離からの射撃戦に特化したガンダム。GNHM/Rはイノベイターとの最終決戦に向け装備を強化された形態。全身にマウントされていたGNシールドビットを右肩に集約し、かわりにGNライフルビットが全身にマウントされている。パイロットはロックオン・ストラトス。
HGOOケルディムガンダムのバリエーションキット。HGOOケルディムガンダムに追加装備が付属するキット構成になっています。
正面から一周
ツインアイ、頭部センサー、胸部・肘・膝・フォロスクリーン基部のクリアーパーツ内、GNドライブのクリアーパーツ内は付属シールでの塗分けになります。
足の甲のグレー、首回りのイエロー、GNビームピストルⅡのライトブルー、フォロスクリーン・GNスナイパーライフルⅡセンサー部のクリアーブルーは塗装が必要です。
付属品
GNスナイパーライフルⅡ、GNライフルビットx6、GNビームピストルⅡx4、フォロスクリーン、平手、GNシールドビット展示用スタンド。
ホイルシール、PTEシール各1枚。
通常のケルディムガンダム用のパーツが余ります。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は90度曲がります。横へは水平にまで上がります。
両肩のGNシールドビット・GNライフルビットは少しですが上下に動きます。
肘だけでなく、前腕の手首側でも曲げることができます。
肩関節は前方に引き出すことができます。
GNライフルビット・GNシールドビット接続部は外側に引き出すことで前後に動かすことができます。
頭部は上下に動きます。
左右へは真横にまで向けることができます。
フォロスクリーンの展開は差し替えで再現できます。
腰は360度回転します。
少しですが前後にも動きます。
太ももは90度上がり、膝は180度曲がります。膝アーマーは曲げると連動して可動します。
足首には赤丸2箇所に可動箇所があり、上下に動きます。
左右にも動きます。
脚は太もも上部で外側に向けることができますが、内側には余り動きません。横へは水平にまで広がります。
かかとのパーツは上下に動きます。
股関節の接続部は前後左右に動かすことができます。
リアアーマーのGNドライブは上下に動きます。
腰と右肩のGNライフルビットはそれぞれ取り外すことができます。
バックパック、GNドライブのGNビームピストルⅡはそれぞれ取り外すことができます。
GNビームピストルⅡはグリップが可動し、手に持たせることもできます。
左肩のGNシールドビットは上にスライドさせることで取り外すことができ、専用スタンドに取り付け展開状態を再現できます。
GNスナイパーライフルⅡは差し替えで三連バルカンモードになります。
合わせ目箇所
頭部、胴体、両肩に合わせ目があります。
すね、ふくらはぎに合わせ目があります。
前腕表側、GNライフルビットに合わせ目があります。
GNビームピストルⅡ、GNスナイパーライフルⅡに合わせ目があります。
大きさ比較
ケルディムガンダムの設定頭頂高は18m。本体はRGガンダムとほぼ同じ大きさですが、追加装備があるため一回り大きくなっています。
ポージング
まとめ
ベースとなっているHGOOケルディムガンダムは2008年発売の古いキットですが、古さを感じさせない完成度となっています。プロポーション、可動を両立した良いキットです。両肩にGNライフルビットとGNシールドビットがあるため腕が少し動かしづらいですが、脚・腕共に良く動きます。プロポーションも良く、色分けもほぼ再現されているため素組みでも十分な出来です。
気になった点は2点あります。一つ目はGNドライブに取り付けられている両サイドのGNライフルビットが外れやすい点です。少し動かすと簡単にポロっと外れてしまいます。二つ目はGNスナイパーライフルやGNビームピストルを手に持たせた時のふらつきです。専用の武器持ち手はなく、通常の握り手に差し込む形になるのですがゆるゆるです。できれば武器の持ち手も欲しかったところです。
トータルで見ると非常に良くできたキットだと思います。
通常のケルディムガンダムとして組み立てることもできるので、購入されるとすれば通常版ではなくこちらのGNHM/R版がお勧めです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上HGOOケルディムガンダムGNHM/R素組みレビューでした。