HG 1/24 霊子戦闘機・試製桜武(天宮さくら機) 5,830円(税込) 2021年2月発売
新サクラ大戦に登場する機体。神崎重工初の霊子戦闘機として、1機のみ作られた試作機体。新設計のフレームに装甲、2機の霊子過給器を搭載している。極めて高い出力を獲得したが、搭乗者の霊力消費が激しく開発は凍結された。
外装は2種類のパールピンクの成形色で構成されています。カメラアイはジュエルシールで再現されていますが、写真では貼り付けておりません。
正面から一周
両脚や両腕等の薄ピンクのラインや背部の羽根や両肩の白ライン、両脚・両腕・リアアーマーのモールドや頭部トサカ状パーツ裏側のグレー、胴体背部パイプ周りのゴールド刀の鍔は付属シールでの塗分けになります。
刀は鍔以外は色分けされていないので塗装が必要です。
付属品
刀、スタンドパーツ。
ホイルシール、水転写式デカール、ジュエルシール各1枚。
可動範囲
腕は肘上のロール軸で回転し、肘は90度曲がります。横へは水平にまで上がります。
肘は引き出し式関節となっています。
肩関節は前方に引き出すことができます。
腰は少しだけですが左右に動きます。前後左右に傾けることはできません。
コクピットハッチは開閉します。ハッチ開放時のトサカ状のパーツの位置は差し替えとなっています。コクピット内も再現されています。天宮さくらフィギュアは塗装が必要です。
太ももは90度上がり、膝は90度曲がります。
肘と同様に膝も引き出し式関節となっています。
足首は上下に動きます。
左右には少しだけ動きます。
脚は太もものロール軸で内外側に向けることができます。横へは右写真位にまで広がります。
背部の羽根は黄丸部分で可動し展開することができます。
刀は鞘から取り出すことが可能。手に持たせる時は黄丸部分を接続します。
合わせ目箇所
前腕の側面に合わせ目があります。
太もも側面と脚の裏側の一部に合わせ目が出ます。
膝、肘関節に合わせ目があります。
胴体背部の下側、刀の鞘に合わせ目が出ます。
大きさ比較
RGガンダムと並べて。HG試製桜武の大きさは1/24スケール。RGガンダムより一回り以上大きいです。
HG無限さくら機と並べて。無限よりも一回りほど大きくなっています。
ポージング
まとめ
脚や腕等のピンクや白のラインはシールでの塗分けとなっていますが、パーツ構成は工夫されており良くできています。胴体のピンクや白の色分けは成形色で再現されています。
足首周りは余り動きませんが、それ以外の箇所は引き出し式になっている箇所もあり良く動きます。コクピットハッチや羽根の展開もスムースです。
付属シールを使用すればほぼ色分けは再現できますし、成形色のピンクも綺麗で素組みでも十分なくらいです。
個人的には特に不満な点もありません。サクラ大戦好きな方にはお勧めです。
残すは無限(東雲初穂機)のみとなりましたが今後の展開にも期待したいです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上HG霊子戦闘機・試製桜武(天宮さくら機)素組みレビューでした。