HG エルガイム 2,530円(税込) 2021年3月発売
重戦機エルガイムの登場するA級HM。ヤーマン王朝が保有していたA級HMガイラムを母体とする機体。ヘッドダイバーはダバ・マイロード、ファンネリア・アム。
2001年に発売されたHGエルガイムに新規パーツを追加する形で新たに発売されました。頭部、胸部、肩関節、前腕、太もも、バスターランチャーが新規パーツとなっており、膝裏のケーブルやエネルギーケーブルはビニールチューブが使用されています。
正面から一周
シールでの塗分け箇所はありません。
前腕のスリット状モールド、アンクルアーマー側面・各装甲裏・シールド裏のダークブルー、パワーランチャーのブルーグレー、手首と一体成型のグリップ・セイバー、ランドブースターの塗り分けは塗装が必要です。
付属品
バスターランチャー、パワーランチャーx2、セイバー、セイバー刃、エネルギーケーブルx5、交換用手首x4、スタンドパーツ、ソーラーバインダー(シールド)。
アップデート前の旧HGエルガイム用のパーツが余ります。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は90度曲がります。横へは水平にまで上がります。
腕は肘下の赤丸箇所でも曲げることができ、肩関節は前方に引き出すことができます。
頭部は上下に動きます。
左右へは約30度ほど回転させることができます。
腰は360度回転します。
腰は少しですが前後に動きます。
左右にも少しですが傾けることができます。
太もものフレームは下側に引き出すことができます。
膝は引き出す前は90度曲がり(左写真)ますが、引き出すことで180度曲がります(右写真)。太ももは90度上がります。
足首は少しですが上下に動きます。
左右へは大きく動きます。
足のつま先かかと部分は折りたたむことができ、かかと部分は上側に向けることもできます。
かかと部分は前後に動かすこともできます。
股関節はボールジョイント接続で内外側に向けることができます。横へは右写真位にまで広がります。
脚側面のランダムストレートは開閉します。
ランドブースターは各部が可動します。
ソーラーバインダーの裏にはセイバー柄、Sマインが取り付けられており、パワーランチャーを装備することができます。
旧HG版ではバスターランチャーのピボットは差し替え式でしたが、リニューアル版では可動します。
バスターランチャーのグリップの接続箇所は3箇所あります。
合わせ目箇所
前腕に合わせ目があります。
アンクルアーマー、ランドブースターに合わせ目があります。
バスターランチャー、パワーランチャーに合わせ目があります。
胴体、太ももに合わせ目がありますが、この箇所はパッケージの完成見本では、モールド扱いになっているのでこのままでもいいかと思います。
大きさ比較
エルガイムの設定全高は20.7m。RGガンダムより一回りほど大きいです。
ポージング
まとめ
2001年に発売されたキットが元になっていますが、各部アップデートされていることもあり古臭さは感じませんでした。
気になった点は、バスターランチャーのグリップが少し外れやすい点くらいです。エネルギーケーブルはしっかりと接続され簡単に抜けることもありませんし、可動範囲も悪くありません。塗装の必要な箇所が少しありますが、素組みでも十分な出来になっていると思います。
当時のままでの再版ではなくアップデートしたうえでの再版は嬉しいですし、これを機に発売されていない他のA級HMのキット化も期待したいです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上HGエルガイム素組みレビューでした。