HGIBO-034 レギンレイズジュリア 1,400円(税別) 2017年2月発売
機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズに登場するMS。アリアンロッドに同行する研究チームが、レギンレイズのフレームをベースに高出力、高機動戦闘を実現する機体として試験運用を進めていた機体。パイロットはジュリエッタ・ジュリス。
HGIBOモビルレギンレイズの一部ランナーを流用したバリエ―ションキット。レギンレイズとの違いは各部形状以外に両肩、腰に装備されたバインダー、足首から下が大型化している点になります。
内部フレームは腰以外はレギンレイズの物が使用されています。外装パーツは腕と脚の一部パーツはレギンレイズの物でそれ以外殆どのパーツは新規パーツになっています。
正面から一周
頭部センサー、エイハブリアクタ―、頭部アンテナ基部、両肩バインダーのグレーは付属シールでの塗り分けになります。
ジュリアンソードソード先端のイエロー、各バインダーのモールドのグレーは塗装が必要です。
付属品
足首パーツx6、スタンド、ジュリアンソード(ウィップモード)x2。
ホイルシール1枚。
レギンレイズ用の一部パーツが余ります。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は90度曲ります。横へは水平にまで上がります。
両肩のバインダーは360度回転可能です。
頭部は上下に大きく動きます。
横へは真横にまで向ける事が出来ます。
腰は約45度回転します。
腰は前後にも動きますが、左右へ傾ける事は出来ません。
腰部のバインダーは太ももと膝側面で固定されています。その為、このままだと膝は殆ど動きませんが、膝側の接続を外せば動かすことが可能です。
太ももは90度近くにまで上がり、膝は90度以上曲がります。
脚後部のバーニア2箇所は上下に可動します。
大型化したリアアーマーも上下に可動します。
両腕に装備されたジュリアンソードは差し替えでウィップモードに出来ます。ソードは軟質素材が使用されていて、折り曲げて表情を付ける事が出来ます。曲げるすぎると折れてしまうので注意が必要です。
接地状態
接地状態にするには、バインダーの膝側の接続を外し、赤丸の足首部分を取り外します。
取り外したパーツをバインダーに固定します(左)。接地状態用の足首パーツを取り付け(右)完成です。足首は写真(右)のクロー状態の物と通常状態の物が付属します。
後ろに大きく伸びたバインダーが支えになるのでふらつくこともなく自立可能です。
足首から下を外しただけですが、通常状態と比べ大きく印象が変わります。
合わせ目箇所
他のHG鉄血シリーズ同様にフレームに外装を取り付ける形になっています。その為、表面に合わせ目の出る箇所はありません。
大きさ比較
レギンレイズジュリアの設定全高は29.9m。RGガンダムと比べると大きいのが良く分かります。小型の1/100スケール位の大きさです。
接地状態だと前後にボリュームがありますが、RGガンダムより一回り大きい位です。
ポージング
まとめ
大型機でありながら、レギンレイズのバリエーションキットと言う事もあり1,400円(税別)と言う低価格でプレイバリューの高いキットになっており、他の鉄血キット同様に組み立てに難しい所もなくサクサク組み立てられます。
合わせ目箇所もなく、色分けもほぼ再現されており塗装が必要な箇所も殆どなく、素組みでも十分な出来になっています。パーツがポロポロ外れる事もなく、可動範囲も広いのでストレスなく色々なポーズを取らせることが出来ます。
成型色の緑が少しイメージより濃いかなと感じるくらいで、特に不満な点もない完成度の高いキットになっています。鉄血好きな方、レギンレイズジュリア好きな方、お勧めです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上HGIBOレギンレイズジュリア素組みレビューでした。