HGIBO ガンダムマルコシアス 2,200円(税別) 2020年3月発売
機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズのガンダムフレームMS。現存が確認されている26機のガンダムフレームには含まれておらず、厄祭戦時に失われたと思われる機体。ギャラルホルンのデータベースには固有周波数が記録されているが、パイロットが誰であったかは不明。
内部フレームはHGIBOバルバトスルスプでも使用されているガンダムフレーム4が使われています。成型色の白は真っ白ではなく薄い紫(すみれ色)になっています。
背面、腰のサブアームを配したスタビライザーが特徴的です。
正面から一周
頭部アンテナの白、頭部アンテナ・胸下部・両肩アーマー・手の甲・両腰スタビライザー・シールドの赤、股間部のマークは付属シールでの塗り分けになります。
全身各所にあるイエローのモールド、大太刀・短剣の赤、腰バインダーのレールガンは塗装が必要になります。
付属品
ホイルシール1枚。
付属する武器は全て本体に内蔵されている形になります。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は90度曲ります。横へは水平にまで上がります。
両肩アーマーの2つパーツは、それぞれ外側に可動します。
頭部は上下に動きますが、余り大きくは動きません。
左右へは約45度回転します。
腰は少しバインダーに干渉しますが、360度回転可能です。
腰は前後にも可動しますが、左右への可動はありません。
太ももは約45度上がります。膝は180度近く曲がります。
足首は上下に可動します。また、つま先は下側に折りたたむ事が出来ます。
足首は左右に大きく動きます。
脚は太もも上部で内外側に向ける事が出来ます。横へは水平にまで広がります。
股関節の接続軸は前後に可動します。
腰のバインダーは赤丸の箇所がボールジョイント接続。赤四角の箇所がロール軸で前後に回転します。
個体差かもしれませんが、ボールジョイント側の接続が緩く外れやすいです。
腰のバインダーは赤丸の箇所で外側に開きます。内部には短剣が収納されています。
中央・右写真の2箇所がボールジョイントでの接続になっており、それぞれ可動します。
腰バインダーのレールガンは差し替えで射撃状態に出来ます。
背面のバインダーは赤四角の箇所で前後に、赤丸の箇所で上下に可動します。
バインダーは赤丸の箇所で開閉し、赤四角の箇所で前後に動きます。
内部に収納されている短剣は取り出すことが出来ます。
短剣はサブアーム先端に取り付ける事が出来ます。
収納されている短剣は、手に持たせることも可能です。
バスタードメイスは上側に可動します。
背面から取り外すことができ、鞘を外せば大太刀になります。
腕部装甲(左側)は差し替えでクロー(中央)ナックルガード(右側)になります。
合わせ目箇所
前腕の前側、ふくらはぎに合わせ目があります。
背面のバインダー、バックパックに合わせ目があります。
大きさ比較
ガンダムマルコシアスの設定全高は18.7m。バインダーを装備していることもあり、RGガンダムより一回り大きくなっています。
ポージング
まとめ
組み立て前は少しゴテゴテし過ぎかなとも思っていたのですが、完成してみるとそんなことはなくカッコイイです。4つのバインダーのサブアームを展開し、短剣を持たせればボリュームもあり迫力があります。
鉄血のキットらしく組み立てやすく、合わせ目も余り出ないパーツ構成になっています。反面、塗装の必要な箇所が多いですが、HGシリーズと言う事を考えれば仕方が無いかとも思います。
気になった点としては、個体差化もしれませんが、パーツの外れやすい箇所が多々ある点になります。腰のバインダー接続部、大太刀の鞘、腰関節接続部が外れやすかったです。この3ヶ所は補強する必要があるかと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上HGIBOガンダムマルコシアス素組みレビューでした。