1/100 グレイズ改 3,300円(税込) 2016年6月発売
機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズに登場するMS。ギャラルホルンから鹵獲したグレイズ2機を使い改修した機体。損傷が激しく運用が不可能であった2機を使用可能なパーツを1機に集約する形で運用できるよう修復。パイロットは昭弘・アルトランド。
グレイズ・フレーム
グレイズフレームは、1/100グレイズのものと同じです。
写真は素組みではなく、頭部センサーとシリンダーをガンダムマーカーゴールドで塗装し全体につや消しクリアーを吹き付けています。後は、エイハブリアクタ―にはハセガワカッパーミラーフィニッシュ、シリンダーのシルバーにはホイルシールの余白を貼っています。
グレイズ改
1/100グレイズのバリエーションキットとして発売されました。通常のグレイズから、頭部、胸部、両肩、バックパックが変更されています。
写真は素組みではなく、バズーカラック側面のモールド、バーニア、バトルアックスの刃を塗装し、スミ入れ、つや消しクリアーコートを行っています。頭部センサーには付属シールではなく、ハセガワカッパーミラーフィニッシュを貼っています。
正面から一周
頭部センサー、胸のケーブル基部パーツは付属シールでの塗り分けになります。
成型色と付属シールでほぼ色分は再現されていますが、バズーカラック側面のモールドのグレーとバトルアックスの刃、シリンダーは塗装が必要です。
付属品
ライフル、バトルアックス、肩アーマーパーツ2種、平手x2。
ホイルシール1枚。
グレイズ(地上戦仕様)用パーツが付属します。
通常のグレイズ用パーツが余ります。
可動範囲
腕は通常の肩アーマーなら真上まで、バズーカラック装着では水平にまで上がります。
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は90度曲ります。
肩関節は胴体との接続箇所で前後に動かすことが出来ます。
頭部は上下に可動します。
左右へは真横にまで向ける事が出来ます。
頭部カバーは開閉し、内部にはセンサーが再現されています。
腰は90度近くにまで回転します。
腰は前後にも動きますが、左右へ傾ける事は出来ません。
太ももは約45度上がり、膝は180度曲ります。
足首は上下に動きますが、上側へは余り動きません。
足首は左右にも動きます。
脚は太もも上部で外側に向ける事が出来ますが、内側へは殆ど動きません。横へは右写真位にまで広がります。
股関節の接続軸は下側に動かすことが出来ます。
ふくらはぎのスラスターは上下に動きます。
バックパックのバーニアは上下に可動します。
肩のバズーカはレールの沿って可動し、赤丸の接続箇所で上下に動き360度回転します。
肩は通常タイプの物に交換する事も出来ます。
グレイズ(地上戦仕様)
赤丸のパーツと腰のバックパックを取り外し地上用パーツを取り付けて行きます。
バトルブレードの刃はシルバーで塗装しています。
1/100グレイ改にはグレイズ一般機用のバックパックが付属しません。イオク機を再現するには1/100グレイズ一般機が必要です。
大きさ比較
グレイズ改の設定全高は17.9m。MGシャア専用ザクⅡVer.2.0と同じ大きさです。
ポージング
まとめ
ベースとなっている/100グレイズの出来の良さもあり、グレイズ改も完成度の高いキットになっています。合わせ目もなく、可動範囲も申し分ないです。色分けも殆ど再現されており素組みでも十分な出来になっています。地上用の換装パーツが付属し、各形態が再現できる点も嬉しいです。グレイズ好きな方にはお勧めです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以上1/100グレイズ改レビューでした。