Dragon Horse スーパーグランゾート 6,050円(税込) 2022年7月発売
魔動王グランゾートの登場するスーパーグランゾートがドラゴンホースより発売されました。大きさはノンスケールキット。フェイスモードからバトルモードへの変形も再現されています。
全高26㎝の大型キットなのである程度予想していたのですが、パッケージサイズ39x31x13㎝と大型のMGサイズの大きさとなっています。
パーツはプラ製パーツとABS製パーツで構成されています。胸や肩の青パーツはクリアーパーツで内部にメタルシールを貼る仕様です。
アニメで登場したイメージとは違いスタイリッシュなプロポーションにアレンジされており、全身に細かくモールドが施されています。
正面から一周
眼は塗装済みパーツとなっています。
色分けは成形色で再現されているため、特に塗装が必要な箇所はありません。
付属品
スーパーエルディカイザー、交換用手首x4、魔法陣台座。
クリアーパーツ内に使用するメタルシール。
パッケージと同サイズの魔法陣柄の背景紙。
取扱説明書。
一部ジョイントパーツが余ります。
可動範囲
腕は上腕のロール軸で回転し、肘は90度曲がります。横へは水平にまで上がります。
肩関節は引き出し式となっています。
頭部は上下に動きます。
少し干渉しますが真横にまで向けることができます。
腰は360度回転します。
太ももは90度以上上がり、膝は90度曲がります。
足首は上下に動きます。
少しですがつま先も上に可動します。
足首は左右にも動きます。
脚は太もも上部で少しですが内外側に向けることができます。横へは水平にまで広がります。
背面の羽根状のパーツは上下に動きます。
フェイスモード
頭部を一度取り外す以外は、差し替えなしでフェイスモードからバトルモードへ変形させることができます。
大きさ比較
RGガンダムと並べて。脚だけでRGガンダムと同じくらいの大きさがあります。
MGシャア専用ザクⅡVer2.0と並べて。MGシャア専用ザクⅡVer2.0より二回り以上大きいです。
ポージング
まとめ
パッケージにはノーマルレベル(おそらく組み立ての難易度)と表記されているのですが、日本メーカー製のキットと比べると組み立てるのに時間も手間もかかります。説明書の指示不足な箇所も多く組み間違いには注意が必要となっています。
多くのパーツがアンダーゲートとなっているのでそのための処理が必要なのと、パーツの制度が良くなく調整しながら組み立てる必要があります。
パーツが硬くそのままだと上手くハマらない箇所が多くあり、ダボ穴やピンの調整は必須です。自分はフェイスパーツの組み立てで、一旦ばらそうとして折ってしまいました。特に手首はそのままだと全然ハマらず、ハマったとしてもねじ切れてしまうと思います(マイナスドライバーを使って穴を広げました)。腰の上側にある胴体の可動部は動かすと折れてしまいそうだったので動かすのを諦めています。
硬いパーツがあるのとは反対に一部緩い箇所もあります。個体差かもしれませんが前腕のオレンジパーツの一部や上半身と下半身の接続部は緩く結構簡単に外れます。特に他の関節は硬いくらいしっかりしているのに腰の接続は何故こんなに緩いのかと思いました。
気になる点を挙げていきましたが、ここからはよかった点を挙げていきたいと思います。
大型キットですが腕や脚の関節は保持力が強く下がってくることもなくしっかりとしています(少し硬すぎる気もしますが)。アニメ版と違いデザインがアレンジされていますが、個人的には凄くカッコ良くて好きです。各パーツもシャープに仕上がっています。そして、内部フレーム等はありませんが細かくパーツにより色分けがされており、このボリュームで6,050円は安いと思います。
ガンプラの様に簡単に組み立てることはできないため万人にはお勧めできませんが、プロポーションや造形はカッコ良いいですし、このサイズのスーパーグランゾートは他に無いと思います。
説明書の最後にはCOMING SOONと共にスーパーアクアビートやスーパーウインザートのシルエットが載っているのでこちらの発売にも期待したいです。
Dragon Horseスーパーアクアビート、スーパーウインザート素組みレビューはこちらになります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
以上Dragon Horseスーパーグランゾート素組みレビューでした。